毛の色や賢さから日本でも多くの人に飼われているミニチュア・ダックスフンド。
ミニチュア・ダックスフンドはアナグマの狩猟犬であるスタンダード・ダックスフンドを小型化したものです。アナグマよりも小さいウサギなどを追うために改良して生まれました。
ミニチュア・ダックスフンドは人に良くなついて明るい元気っ子のスムースヘアード、甘えん坊でおとなしい性格のロングヘアード、いたずら坊主のワイアーヘアードに分けられます。一概には言えませんが、毛質によって性格にも違いがあるとみられています。
どの毛質の子も空気が読めて飼いやすい犬です。
胴が長いために椎間板の病気に注意が必要ですが、散歩などでたくさん運動をさせて足腰の筋肉を鍛えておけば予防につながります。
ジャンプや階段などの段差には気をつけなくてはいけません。室内に段差が多い場合は対策が必要です。こういった動きには弱いのです。
最近ではちょっと太り気味のミニチュア・ダックスフンドをよく見かけます。
おいしいものが大好きなのでしかたがないのですが、肥満は万病の元。
心臓や内臓に大きな負担をかけてしまうことになります。椎間板ヘルニアの予防のためにも太りすぎないように注意が必要です。
ミニチュア・ダックスフンド
小型犬
体重
4.8㎏以下
体高
21~27センチ
性格
明るく頭がよい。神経質な面もある。
かかりやすい病気
目の病気。椎間板の病気。