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脳腫瘍になりやすい犬種は?こんな症状がみられたら要注意 治療法とチェックリスト

脳腫瘍とは?

脳の中や脳を覆っている膜に腫瘍ができてしまう病気。
体にできたガンが脳に転移して発症することもあります。
ガンというと良性か悪性かということが気になりますが、それによって症状が変わるわけではなく脳のどこに腫瘍ができたかによって症状が異なります。
例 脳の右に腫瘍ができた場合は体の左側に麻痺がおこったり、左目の視力に悪影響を及ぼします。

発症しやすい犬種

ボクサー
チワワ
ボストン・テリア
トイ・プードル
フレンチ・ブルドッグ
ゴールデン・レトリーバー
脳の病気というと小型犬に発症しやすいように感じますが、この病気は大型犬でも多くみられます。
ボクサーが発作を起こした場合は、脳腫瘍が原因のことがとても多いです。

発症しやすい年齢

腫瘍はシニア犬に多くみられる病気です。
脳腫瘍も例外ではなく、7歳以上になると増えます。
毎日、犬の様子に異変がないか観察してください。あわせて、7歳以上の犬は健康診断を年に3かいくらいは受けるようにしましょう。

 

脳腫瘍かな?チェックリスト

・発作が起きた
・同じ方向にまわる
・性格が急に凶暴になる。またはおとなしくなる。
・お座りができない
・呼んでも反応しない
・ボーっとしている
・左右どちらかばかりぶつける
・立ち上がれない
シニア犬だから年のせいかな?と見逃しがちなサインが多いです。
実際発見が遅れるケースも多いようなので、いつもと少しでも違うなと思ったら獣医師に相談してみましょう。

治療法

腫瘍が脳を覆っている膜にできてしまった場合、場所がよければ手術で腫瘍を摘出して完治することもあります。もし、全部取りきれなくても抗がん剤や放射線治療を行うことが可能です。
脳の内部に腫瘍ができてしまった場合は、手術で取り除くのは難しいので抗がん剤や放射線治療で腫瘍を小さくするための方法を取ることが多いです。

発症したら?

腫瘍を手術で取り除ける場合は、そのご今までと変わらない生活を送ることができます。
抗がん剤や放射線などの治療は数か月から数年と長く治療を続ける必要があります。獣医師とよく相談して治療方針を決めましょう。
犬の負担にならないような生活を心がけてください。