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見た目や行動のチェックでわかる犬の水頭症!先天的と後天的がある! 

水頭症とは?

先天的な脳の奇形が原因で起こる病気で、脳の中の脳室というところに脳脊髄液という液体が異常にたまってしまい脳を圧迫している状態です。
生まれつきの脳の奇形でなる場合と、後天的に脳腫瘍や脳炎が原因でなる場合があります。


発症しやすい犬種

ポメラニアン
マルチーズ
チワワ
ヨークシャー・テリア
先天的な水頭症は小型犬に多い病気です。
そのほかはボストン・テリアなどの短頭種も発症しやすいと言われています。

 

発症しやすい年齢

先天的な水頭症は1歳未満で発見されることが多いです。
予防接種などを受けに動物病院へ行った時に指摘されたりすることもあるようです。
後天的な水頭症はどの年齢であっても、どの犬種であっても発症する可能性があります。

水頭症?チェックリスト

・発作が起きた
・歩いている時にぶつかる
・抱っこすると吠えるなどヒステリック
・年齢が若いのにおとなしすぎる
・同じ犬種と比べて頭が大きい
・目の焦点がおかしい
頭頂部の骨の一部に穴が開いていることが多いチワワはその穴にエコーを当てて水頭症かどうか簡単なチェックをすることができます。
チェックリストや見た目で判断できることもあるので、よく観察してみてください。

治療法

脳圧を下げるための薬を服用し、病気の進行を遅らせるのが一般的です。
細菌では手術も行われるようになり、その場合は脳室と腹腔をつなぐチューブを体の中に入れて、脳室にたまった脳脊髄液を腹腔に流れるようにします。有効な治療法だとされていますが、チューブの位置がずれてしまったり、チューブが詰まってしまい再手術などになるリスクもあります。
手術を受ける際は獣医師とよく相談してください。

発症したら

先天的な水頭症の場合は、頭頂部の骨が普通よりも薄かったり、穴が開いていることがあります。
頭をたたいたり、抱っこしているときに落としたりすると脳に大きな衝撃を与えてしまいます。症状が悪化する原因になりますので、絶対にしないようにしましょう。