お散歩の時もクンクン・・・飼い主さんが外出から帰ってきたらクンクン・・・初めての食べ物もクンクン・・・
何から何までニオイを嗅ぎたいのです。
なぜ犬はニオイをかぐのが大好きなのでしょうか?
今回はそんな犬のニオイかぎの秘密に迫ってみたいと思います。
どうして犬はニオイを嗅ぐの?~お散歩編~
散歩中の電柱をクンクン・・・
自分の縄張りが今日も安全かどうか確かめています。上の方のニオイを嗅ぐときは、大きな犬がいたかどうか調べています。
下の方の匂いを嗅ぐときは何匹の犬がいるか調べています。
自分のニオイをつけるため、マーキングするためにおしっこを電柱にしている犬。
いつものお散歩コースに知らない犬の匂いがすると、その匂いの主がどんな犬なのかクンクンとにおいをかいで情報収集します。
マーキングを行うのはオスがメインですが、メスは発情期になると自分が発情しているということをオスに知らせるためにすることもあります。
電柱のニオイからこんな情報がえられるよ!
・その犬の体格・性別
・知っている犬か、知らない犬か
・どのくらい前に何頭きたのか
・メスは発情期か
散歩中に出会った友達のおしりをクンクン・・・
「自分はこういうものです」と自己紹介しています。お尻の周りからはその子のフェロモンが出ています。
そのニオイを嗅いで相手の犬の情報を得ているのです。
情報交換でわかること
・性別・大体の年齢
・健康かどうか
・メスは発情期かどうか
・自分よりも強い相手か、弱い相手か
外の空気のニオイをクンクン・・・
気になるニオイがする!とアンテナを張っています。食べものの匂いに敏感な子が多いのですが、オスだとメスの発情期にニオイも空気から察しています。
ポインターなどの鳥猟の仕事をしていた犬種の場合は、空気の匂いを嗅いで獲物がどこにいるのか人間に伝える役割もしていました。