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犬のタイプ別に長寿の秘訣をチェックしてみよう!

犬の体系や種類によって長生きの秘訣が少しずつ変わってきます。
自分の愛犬はどこに気を付けたらいいのか、タイプ別にチェックしてください。

小型犬の長寿のために

小型犬は体が小さく体重が軽いので片手でひょいっと抱っこしている飼い主さんも多いと思います。でも、一番問題なのが骨折や膝蓋骨脱臼。中型犬や大型犬に比べて非常に多くなっています。
抱っこしている時に不意に犬が動いて落としてしまったり、抱っこが不安定で脱臼を起こしてしまうのです。
・体が安定するように両手で抱いて体にくっつけてあげてください。

・上を見上げて吠えるのでのどの周りに負担がかかります。気管がつぶれてしまうこともあるので吠え癖がある場合はなるべく治すようにしましょう。

・フローリングや滑りやすいタイル張りのところにはマットなどを敷いてあげましょう。ツルツルと滑るところでは踏ん張りが利かずに毎日歩いているうちに知らずに関節に負担がかかっています。

 

中型犬や大型犬の長寿のために

生死にかかわる胃捻転になりやすい傾向にある中型犬や大型犬。
胃捻転はご飯を食べてすぐに散歩に行ったり、一度に大量の水や食べ物を口にすると起きやすいと言われています。おもちゃを加えて引っ張りっこをしたりするのもあまりお勧めできません。

・小型犬よりも高いところに届いてしまうので誤飲に要注意。小さなおもちゃや食べてはいけないものの置き場に注意して。

・小型犬よりも大型犬の方が年を取るのが早いのです。健康診断を7歳をこえたら年に最低でも2回は受けるようにしてください。

・食事の回数を1日に2回以上に小分けにあげる。胃捻転は大量の食べ物が原因になりがち。なるべく満腹にせずに小分けに食事を与えましょう。

 

胴長犬の長寿のために

胴が長い犬は腰に負担がかかりやすいので高いところから飛び降りたり、飛び乗ったりする動作をやめさせましょう。椎間板ヘルニアが心配です。

・ヘルニアの予防のために毎日たくさんの散歩をして筋肉を鍛えましょう。体重増加は負担が大きくなってしまうので運動をして体重管理に気を配りましょう。

・飛び乗ったり、飛び降りたりはもちろんのこと飼い主さんに飛びつく癖がある場合はなるべく治すようにしましょう。背骨が上下に圧迫されてよくありません。

・胴長犬の場合は縦方向に背骨が圧迫されるとヘルニアを誘発してしまいます。犬を縦抱きにせず、必ず横抱きで両手で押さえましょう。

 

短頭種の長寿のために

マズルが短いので呼吸器系のトラブルに注意しなければなりません。特に肥満には要注意。首の周りに脂肪が付いてしまうと起動が圧迫されて呼吸困難になりやすくなってしまいます。絶対に太らせないように注意して!

・暑い時には散歩へ出ないようにしましょう。体温調節が苦手なので散歩は暑い時間帯を避けて。特に湿度が高い日は熱中症の危険が高いです。

・歯のかみ合わせが悪い犬が多い短頭種。きちんと歯を磨いても意外と磨き残しが多いのです。歯をよく見ながら歯磨きをしましょう。

・鼻と目が近い分、目のトラブルにも見舞われることが多いので草むらや危険なところにはなるべく近づけないようにしましょう。ふいに入った茂みで枝で目を傷つけてしまうこともあります。