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子犬でもすぐに発見できる!うちの犬は大丈夫?鼠径ヘルニアとは?

子犬でも発見できる鼠径ヘルニアについて詳しく紹介します。

鼠径ヘルニアとは

鼠径部に腸や脂肪や膀胱などが飛び出してしまう病気です。
鼠径部には精管と呼ばれる精子を尿道まで運ぶ管や血管がとおる穴が開いています。
その穴が生まれつき大きいために、その穴から脂肪や腸や膀胱、妊娠して重くなった子宮などが飛び出してしまうのです。
そのままにしておくと、最悪の場合は命の危険にさらされます。

発症しやすい犬種

特に犬種によってなりやすい、なりにくいなどはない先天的な病気です。
遺伝性でもありませんし、オスとメスで発症率に差があるわけでもありません。
早い時は生後数か月で鼠径部の皮膚が膨れているのがわかるため、お世話をしていいるときに気が付きやすい病気です。

治療法

開いている穴が小さくて飛び出しているものが脂肪だけという軽症の場合は、様子を見ることもありますが、腸や膀胱などの内臓が飛び出している場合や穴が大きい場合は手術で内臓をもとの位置に戻して穴を小さくするのが一般的です。

 

早期発見のために

犬を立たせて足の付け根を触ってみてください。
付け根のあたりにコロンとした手触りがあったら要注意。獣医師に相談してみてください。
膨らんだ部分を押すと穴が大きくなることもありますので絶対に押さないようにしましょう。

膨らんだ部分が赤や青に色が変わっている場合やふくらみを触ると痛がるようなら、飛び出した内臓が炎症を起こしていることが考えられます。緊急手術が必要な状態ですのですぐに病院へ行きましょう。


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