寒い冬を犬にとって快適に過ごさせてあげるためにはどのような対策が必要なのでしょうか？
人間には快適でも、犬にとっては快適でない場合もあります。
様々なシーンを見極めて、適切な温度調節をしてあげましょう。
犬が寒いのか暑いのかみきわめよう！
まずは、犬が今どう思っているのかを見極めてみましょう。暖房がきいていても、私たちよりも低いところにいる犬にとっては寒い場合もあります。
また、床暖房などが利きすぎていて毛皮を着ている犬にとっては暑い場合もあります。
いつも一緒にいる飼い主さんが犬が今どう感じているのかをすぐにわかるようになると便利ですね。
寒い時犬はどうする？
震えていたり、体を小さくして丸まっている
毛があまりない犬にとっては家の中であっても寒い時もあります。
暑い時犬はどうする？
運動をしているわけでもないのに、舌を出してハァハァと息をしている。
口を開けて息をしていたら要注意。暖房が利きすぎている可能性もあります。
室内の温度は２０度前後が犬にとって過ごしやすい温度とは
湿度は４０～６０％を心がけましょう。
外で飼っている犬は小さくなって丸まって震えていたら、かなりさむがっています。
玄関先に入れてあげるなど対策が必要です。
犬のハウスのそばに温度湿度計を置いてみよう！
犬は人間の足元で過ごしています。暖房を入れて部屋は温まっていても、意外と足元は冷えることってありますよね。
犬の立場に立って足元の温度や湿度を知ることが大切です。
犬にとっての暖房器具の上手な使い方とは？
エアコンは家事などの危険が少ないとても便利な道具です。犬がいる部屋の暖房としては一番使いやすいかもしれません。
乾燥対策を同時に行うことを忘れないようにしましょう。
床暖房の場合はどうする？
足元が暖まって、とても気持ちがいい床暖房。犬にとっては少し熱いと感じることもあるようです。
すのこをしいて熱くなった時に涼める場所を確保してあげましょう。
犬が一人で留守番の時は暖房を切ろう！
犬は自分で寒さを感じたら、暖かいところを求めて動きます。クレートやベッドに毛布を掛けて温まれるようにしておきましょう。
ケージなどで過ごすなら隙間風が当たらないように断熱材やタオルでおおってあげましょう。
フリースなどはイタズラの危険も少なく、軽いのでいいですね。