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食事の量が変わらないのに、犬が太ってきた!犬が痩せてきた!体型の変化で疑われる病気

愛犬の体型が前よりちょっと変化したな?と思ったら、何か病気のサインかもしれません。

毛足の長い犬はなかなかわかりにくいかもしれませんが、病気は早期発見が肝心。
毎日くまなく愛犬にタッチしてチェックしましょう。

食事の量が以前と変わっていないのに犬が痩せてきた

食欲がないわけでもなく、食べる量が減っているわけでもないのに体重が減ってきたのは病気のサインかもしれません。

糖尿病やすい臓などに異常を抱えている可能性や、ホルモンの病気が疑われます。

太ってはいないけどぽっちゃり体型で食欲もたっぷりあるのになぜか痩せてきたというときは、糖尿病を疑います。
痩せてきていると同時に、ウンチのいろが灰色になったり、悪臭がするなど変化があった時は膵外分泌不全症候群の疑いも・・・。
体のどこかに悪性の腫瘍がある場合も急激に体重が落ちてきます。
食べているのに痩せている、落ち着きがないというときは甲状腺機能亢進症の場合もあります。

シニア犬の場合は加齢に伴って筋肉が衰えて痩せてきたように見ることもあるのですが、念のため病院で調べてもらうと安心です。

食事量を増やしていないのに犬が太ってきた

年齢のせいで太ることもあるのですが、ホルモンの病気も疑われます。
クッシング症候群という副腎皮質機能亢進症などのホルモン異常により病気にかかると、今までと食事量が変わらないのに体重が増えて太ってきます。
太ってきたプラス以前と比べるとおとなしくなったなぁ、寒がりになったなぁと感じたら甲状腺機能低下症が疑われます。

犬は5歳くらいになると活動量や基礎代謝が下がるのでこれまでと同じ量の食事にもかかわらず太りやすくなるのが普通です。
しかし、同じくらいの時期からホルモン異常の病気も増えてくる傾向にありますので加齢の生徒決めつけずに病院で診察を受けることをお勧めします。

不妊手術をまだしていない女の子の場合は、オスと交流があった場合妊娠の可能性もあります。

犬のお腹がポッコリとふくらんできた

お腹がだけがぽっこりと膨らんできたときや、お腹だけ垂れ下がってきた場合は内臓に異変があるかもしれません。
全身が太ったわけではないし、むしろ痩せてきたような気もするのにお腹だけがポッコリしている場合は腹水がたまっていることも考えられます。
腹水を起こす原因は、ネフローゼという腎臓の病気や、リンパ管拡張症、タンパク漏出性胃腸炎、肝不全などの病気が疑われます。
あわせて下痢の症状が観られたら、リンパ管拡張症、タンパク漏出性胃腸炎が強く疑われます。

肝臓や精巣、卵巣に腫瘍ができてしまった場合もお腹がポッコリしてきたように見えることがあります。
女の子の場合は、飲んでいる水の量とおしっこの回数が増えていると感じたら子宮蓄膿症の疑いもあります。


いかがでしたでしょうか?
愛犬の異変に気が付くためには毎日のコミュニケーションが大切です。
もちろんスキンシップでわかる変化もあります。
少しでも変だな?と感じたら動物病院に相談してみましょう。