最近では路上喫煙が禁止されている地域が多くなってきましたが、まだまだマナーを守っていない人も多くいます。
犬にとって道端に落ちているものはとても興味を惹かれるものばかりです。
人間の目線では気が付かない小さなものも、地面に近い犬にとっては目につくのです。
好奇心旺盛なワンちゃんほどいろいろなものに興味を持ちます。
道路には危険なものがたくさん落ちており、動物病院に駆け込んでくるケースの中でも散歩中の誤飲はとても多いと言われています。
実際にあったケースを紹介しながら、対処法をお話ししたいと思います。
セミの死骸を食べすぎて下痢が止まらない!
愛犬が散歩している時に、セミの死骸がたくさん落ちていたのをよく拾い食いしていたそうです。特にとめはしなかったそうですが、数か月たったある日突然下痢が止まらずに動物病院を受診したところ寄生虫の感染がわかり薬で治療をしたそうです。
対処法
散歩中によく出くわす虫やカエルなどの死骸や、小石や木の実や葉っぱなどは寄生虫の感染ルートになる可能性がとても高いです。犬が近づきそうになったら、サッと犬の気をそらして近づけないようにしましょう。
落ちているものは基本的に食べないということをしつけましょう。
ポイ捨てのタバコを誤飲してしまった!
愛犬が外にお散歩デビューしてすぐのころ、道端にポイ捨てされていたたばこの吸い殻を拾い食いしてしまったそうです。病院に電話して食事を抜いて様子を見ていたところ、すこししてフィルターごとうんちといっしょに出てきたそうです。対処法
今回のケースは吸い殻だったのでニコチンの量も少なかったと思われます。もしも多い場合は嘔吐や下痢を伴う中毒症状を起こしてしまう可能性があります。
食べた量によってすぐに病院に駆け込んで体内に吸収される前に処置が必要なこともあります。
やはり道端に落ちているものは口に入れないという徹底的なしつけが、犬を危険から守ることにつながるのです。