その反面、「犬カフェ」はあまり耳にしないような気がします。
日本の飼育件数トップを誇る犬と猫。どうして差があるのでしょうか?
アンケートでは一般的に猫派よりも犬派が多いのですが、いったいなぜ犬カフェはメジャーにならないのでしょうか?
猫カフェってどんなところ?
猫カフェはその名のごとく猫とカフェが一体となったものです。猫が気ままに過ごしている空間でコーヒーや紅茶、デザートなどを食べることができます。
猫が大好きだけど、自分の家で飼うことができない人にとって猫と過ごすことができるプライベート空間なのです。
お気に入りの猫のために週に何度も通う常連さんもいるほどです。
猫用のおやつを販売しているお店もあるので、気になる方はぜひのぞいてみてください。
猫カフェがあるのなら犬カフェがないはずはない!
調べてみるとちゃんと犬カフェも存在します。猫カフェと同じく、犬カフェも犬たちが自然に過ごしている空間でお茶をすることができます。
おやつを上げることもできますし、猫カフェと同じようなオプションがあります。
猫よりも犬が好きな人にはとても癒される空間ですね。
なんで猫カフェよりも犬カフェは少ないの?
猫カフェも犬カフェも同じくらい人気がある施設です。それならなぜ、猫カフェの件数が多いのでしょうか?実はそのわけは猫と犬の性質の違いに合ったのです。
①猫は大きな声を出すことがとても少ない
都会のような住宅や商業ビルが密集した地域では、犬の声は時に騒音ととられることがあります。猫はめったに大きな声を出すことはありませんが、犬は性格によってよく吠えるタイプの子もいます。土地柄の理由が大きく関係しているようです。
②猫は家に付く。犬は人に付く。
猫はその家に依存すると昔から言われています。居心地のいい家、居心地のいい寝床、居心地のいい空間が大好きです。犬は人に依存します。飼い主さんを信頼しどこへでも一緒についていきたいと思っています。
犬カフェでどんなに信頼関係が生まれても、その人についていくことはできませんね。一人の人になついてしまったら他の人に愛想を振りまくことができなくなってしまうかもしれません。一人の人や家族と信頼関係を気付くことこそ犬にとってとても素晴らしい出来事だと考えると、犬カフェは犬にとってあまり居心地のいい場所ではないのかもしれません。
③犬は散歩をしなければいけない!
猫は家の中でも自分のテリトリーを守って充分楽しく過ごせます。でも、犬は散歩こそ人生!と思っている子もたくさんいます。外に出て情報を集めて、排せつをして、そういった欲求により家の中ではストレスが溜まってしまう子もいます。
犬にとって一日中家に閉じこもっていなければならない犬カフェは少し窮屈なのかもしれません。
いかがでしたか?
犬と猫の性質を見ていると、なんとなく猫カフェのほうが経営しやすいという面が見えてきました。
どちらが人気があるというわけではなく、経営者のやりやすいのが猫カフェだったということが分かりますね。
犬カフェを見つけたらぜひ入ってみてください。