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コロナ禍の中の犬や猫との暮らしについて

 日本のみならず世界中でパニックを起こした新型コロナウイルスの猛威。私たち犬や猫を飼っている者も不安と手探りのなか少しずつ歩んできたと思います。

現段階でコロナと犬や猫についてわかっていることをまとめてみました。



犬や猫はコロナに感染する?

2022年9月現在、海外では犬や猫がコロナに感染したいという報告があるようです。犬よりも猫のほうがコロナに対する反応があるようだと考えられています。

新型コロナウイルスは人から人へ飛沫感染で広がっていく病気です。犬から犬へ、猫から猫へと広がっていくのではなく、犬や猫が感染する場合でも人から感染するというパターンだと考えられています。

犬や猫もコロナワクチンが受けられる?

人間は新型コロナウイルスに対する抗体ができるワクチンを注射で接種することができますが、まだ犬や猫に対して有効なワクチンは現段階ではないようです。

狂犬病のように犬にも有効なワクチンが開発されると安心ですね。

犬や猫はコロナにかかったら咳をする?

犬や猫も人間と同様に、新型コロナウイルスに感染すると咳や鼻水などの症状が出ると考えられています。

でもそれはまだ仮定の話のようなので、これからの調査に期待するよりほかはないようです。犬や猫がいつもと違う様子でぐったりしていたら心配になりますよね。

もしも元気がない時や食欲がない日が続くようであれば、新型コロナウイルスが流行している時期でも怖がらずに動物病院を受診することをおすすめします。

コロナ禍出の犬や猫の散歩について

いつも家で過ごしている犬や猫をお散歩に出すときはコロナウイルスに感染しないか心配になりますよね。もちろん新型コロナウイルスに感染している人と濃厚接触をすれば犬や猫にも危険が及ぶことが考えられます。

でも毎日楽しみにしている散歩をやめることのほうが、犬や猫にとって精神的につらいということも考えられます。特に大型犬は家の中だけでの運動では到底満足することができません。

人が少ない時間、ほかの犬や猫に接触する機会が少ない時間などを狙ってお散歩することをおすすめします。


犬や猫は新型コロナウイルスの検査ができる?

現段階では犬や猫用の新型コロナウイルスの検査をする方法はないようです。

これから研究や調査が進み、体調が悪い犬や猫も簡単に受けられる検査キットができるといいですね。


新型コロナウイルスが流行している時期に犬を預かっても大丈夫?

人と人との飛沫感染でうつる新型コロナウイルスは、犬や猫にも映る可能性はゼロではありません。人間から犬へと移った可能性がある例は海外で報告されていますが、犬から人へというケースや犬から犬へというケースはまだないようです。

そのため犬を預かるのには問題がないように感じますが、なるべく接触を減らしたほうが人のことも犬のことも守れるのではないかと感じます。

どうしてもという場合はなるべく濃厚接触をしないように過ごしましょう。猫の場合は猫から猫への感染も報告例があるようです。