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犬に愛情伝わってる?愛情不足が疑われる4つのサイン

 犬に毎日愛情を注いでいるつもりでもきちんと伝わっていないことがあることをご存じでしょうか。言葉では上手に伝わらないからこそ、行動で愛情を伝える方法があります。

犬が愛情不足を感じるとどんなサインを出すのでしょうか。今日は犬が愛情不足を感じているときに出すサインについて詳しくお話していきたいと思います。



イタズラをする

犬は飼い主の愛情を確かめるためにわざとイタズラをすることがあります。かじってはいけないといわれているものをかじったり、入ってはいけないといわれているところに入ったり…。飼い主としては犬の困った行動ですが、犬は実はいけないとわかっていてしている行動なのです。

なぜいけないとわかっているのにイタズラをするのかというと、自分がする行動で飼い主の気を引きたいと考えています。たとえ怒られてもいいので声をかけてほしいと思っているのです。そして自分を見てほしいと訴えているのです。

犬がわざとイタズラをするのは、飼い主があまり犬との時間をとれていないときが多いといわれています。仕事で忙しかったり、子育てで手が回らなかったり様々な理由があると思います。「なんでこんな時に限って」と思うのは、実は犬も寂しさを感じているからなのかもしれません。


具合が悪いふりをする

犬は飼い主の愛情を確かめるために具合が悪いふりをすることがあります。お腹を壊している様子もないのにご飯を食べなかったり、体を痛めているわけでもないのにじっと動かないで寝てばかりいたり…。

飼い主としては心配でたまらなくなりますよね。でも、その心配こそ犬が飼い主に望んでいることなのです。自分を見てほしい、自分をかまってほしいと思っているからわざと具合が悪いふりをするのです。

いつもは優しい飼い主だから、自分が具合が悪い時は優しくしてくれると思っているのです。ある意味信頼関係が築けているという証でもあります。そして、具合が悪い時はいつも優しくしてくれるという過去の経験があるからこそ、わざと具合が悪いふりをして飼い主を試しているのです。

犬はとても賢い生き物です。体の様子を見て具合が悪いところがなさそうならば、短い時間でもいいので思い切り犬だけと向き合う時間を作ってあげると満足して愛情を確認することができると思います。そうするとすっかり良くなるかもしれませんね。


いつもはしない行動をする

犬は飼い主の愛情を確かめるために、いつもはしない行動をすることがあります。いつもは自分のしっぽになんて見向きもしないのに急にくるくると回ってしっぽを追いかけまわしたり、自分の前足をぺろぺろと何度もなめたり…。

犬が、「いつもはしないのにおかしいな?」と思うような行動をしていたら、愛情不足のサインかもしれません。犬は暇な時間が多いと自分の体で遊び始めることがあります。おもちゃで遊んでくれれば問題はないのですが、あまりに手を舐め続けると皮膚炎になってしまう可能性もあります。

前足がいつもよりも濡れている回数が多いとか、前足が赤くなっているなと気が付いたら注意が必要です。しっぽの毛が濡れていたり、しっぽの毛が抜けているところがあるなどいつもと違った変化があったら、犬の行動をよく観察してみてください。

飼い主にかまってほしいと思っているけれど、邪魔してはいけないと思って自分一人で退屈を紛らわしている可能性があります。


意味もないのに吠える

犬が飼い主の愛情を確かめるために、意味なく吠えることがあります。犬がもし言葉を話すことができたら「遊んでよ」「つまんないよ」「一緒にお散歩に行こうよ」などと言って訴えているのかもしれません。

不審な人が近づいたときなどに吠える吠え方とはちょっと違って、鬼気迫る声ではないことが多いです。どちらかというと甘えているイメージの吠え方です。犬からの愛情表現かもしれませんね。

ついつい無駄に吠えると叱りたくなる時もありますが、なぜ犬が吠えているのか原因を考えてあげることが大切です。いくら注意しても無駄吠えをやめないときは一度犬と向き合ってみることが大切です。


まとめ

いかがでしたでしょうか。犬の行動にはいつも理由があります。行動の中には愛情不足を訴えているものもあり、愛情不足からおこる犬の行動は飼い主からしたら困った行動であることが多いのが特徴です。

もしも犬が困った行動を繰り返すようなら、その原因をじっくりと考えてみてください。最近あまりかまってあげられなかったなと思ったらもしかしたら愛情不足かもしれません。愛情を伝えるのに時間の長さはあまり関係ありません。

一日のうち5分だけでも犬だけのことを考えて接することができれば、犬は満足することが多いです。その積み重ねが信頼関係へとつながるのです。愛情不足からくる困った行動は、犬のストレスにもつながります。

ストレスを放置すると心が大きな負担を抱えてしまうことさえあります。そうならないためにも、犬の気持ちに寄り添った日々を過ごせるといいですね。