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犬が死ぬときに飼い主にこれだけは伝えたい5つのこと

 毎日楽しく幸せに過ごしてきても、人間も犬も年を取っていずれはこの世を去ることになります。犬は飼い主よりも先に死ぬときにどのようなことを思うのでしょうか。私たち人間に伝えたいことはどんなことなのでしょうか?犬の気持ちに寄り添って考えてみたいと思います。



「いままでありがとう」

犬は自分の命を助けてくれた人のことを絶対に忘れません。一生その恩を返していこうと思っています。「毎日ご飯をくれてありがとう」「毎日散歩をしてくれてありがとう」「毎日トイレを片付けてくれてありがとう」自分の生活を守ってくれた飼い主のことを犬は心から信頼しています。

最後の最後まで飼い主のために生きようと考えています。命を懸けて飼い主のことを守ろうと思っています。本当にいままでありがとう。何度言っても足りないその言葉を目で、しぐさで、鳴き声で訴え続けています。

飼い主が犬が一生懸命生きて最後の時を迎えるとき「いままでありがとう」と伝えることが多いと思います。犬はそれを聞いて「こっちこそありがとうだよ」と思っているに違いありません。


「先に死んでごめんね」

犬は飼い主のことを自分の命よりも大切な存在だと考えています。自分の一生をかけて守るべき存在だと思っています。危険な人物が近づけば体を張って守り、怪しいと感じる人物が何かをしようとすれば威嚇して遠ざけます。

自分が死んだあと、飼い主はどうなるのだろうと心残りさえあるのです。死が近づいてくると犬は自分の命の炎が消えかけていることを本能で悟っています。自分が死んだ後に飼い主を守ってくれる人がいるのか心配しています。

仲間に飼い主を託すことができるのであれば安心してこの世を去ることができるでしょう。犬は本来群れで過ごす生き物です。信頼できる仲間の存在は、死の間際であっても心強いものなのです。


「世界で一番だいすきだよ」

犬は飼い主のことが世界で一番大好きです。自分の命を泣け出してでも守りたい存在です。一緒に遊んでくれて、撫でてくれて、かわいがってくれて、犬の一生のうちに「一番大好き」と思える人間に出会えた犬は幸せです。

飼い主が泣いていたら自分のために泣かないでほしいと思いますし、死ぬ姿を見せたくないと思います。本当なら一人でひっそりと大好きな人に見つからないところで死にたいと思っています。世界で一番大好きな人を悲しませないためです。

犬は毎日体全体で飼い主に大好きを伝えてきました。飼い主が帰ってきたら全力で走って玄関に出迎えに行き、飼い主が落ち込んでいたら顔をなめて慰め、飼い主が寂しい時は寄り添ってぬくもりを伝えます。

「大丈夫、そばにいるからね」と。犬にできるすべて100%あなたに向き合ってきたのです。なぜなら世界で一番大好きだから。その気持ちは死ぬときであっても同じです。


「悲しまないで」

犬は飼い主の笑っている顔が大好きです。飼い主の笑っているかを見るために、時にはおどけてみたり、いたずらをしてみたり、芸を覚えたりしているのです。犬は大好きな人が喜んでくれることが一番うれしいのです。

大切なかわいがってきた家族の一員である犬が死んでしまう時、どうしても悲しみで涙があふれてしまうこともあるでしょう。でもその姿を見て犬は「自分のために悲しまないでほしい」と思っています。

「笑ってほしい」「笑顔を見せてほしい」と思っているのです。できることなら泣いている飼い主のために、今すぐに立ち上がって面白いことやすごいことをしたいとさえ思っているのです。


「虹の橋で待ってるよ」

犬や猫などペットが死んだときに虹の話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。人間に愛されて生きたペットはその生涯を終えると、虹の橋のふもとで大好きな飼い主が来るのを待っています。

そして飼い主が天命を全うして天国へ行くときに虹の橋を一緒にわたるのです。虹の橋のふもとではほかにもたくさんの動物たちが自分の飼い主を待っています。「虹の橋で待っているけど、早く来なくていいからね」きっとそう思っているに違いありません。