治療法や早期発見のポイント、前十字じん帯断裂になりやすい犬種などもご紹介します。
前十字じん帯断裂とは?
脛骨(けいこつ・すねの骨のこと)と大腿骨をつないでいる十字の形をしたじん帯が切れてしまう病気です。じん帯が切れやすくなっていることが原因で、最悪の場合は両足に発症することもあります。
小型犬の場合は膝蓋骨脱臼の悪化が引き金になる場合もあります。
膝蓋骨脱臼についてはこちら
犬の病気 膝蓋骨脱臼とは?なりやすい犬種はポメラニアン、トイプードル、チワワ、ヨークシャー・テリア、マルチーズ
http://wannyanworld.blogspot.jp/2013/10/blog-post_9.html
治療法
安静にすることを条件に投薬で要するをみる場合もありますが、手術を避けているうちにもう片方の足に負担がかかってしまったり、膝の半月板が損傷することがあります。完治のためには外科的な手術が必要です。
早期発見のために
歩行中に急に後ろ足をあげて立ち止まってしまう。こんな症状が観られたらじん帯に異常があるかもしれません。
犬の様子をよく観察して早めに気が付いてあげることが大切です。
前十字じん帯断裂になりやすい犬種
チワワバーニーズ・マウンテン・ドッグ
ラブラドール・レトリーバー
ヨークシャー・テリア
ゴールデン・レトリーバー