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叱るよりも効果がある!ほめるしつけで犬の心をゲット!

犬のしつけがうまく進まないと、飼い主さん自身がイライラして犬に怒鳴ってしまったり時にはたたいてしまったり・・・。
後から自己嫌悪ということ、ありませんか?

犬は怒鳴られたりたたかれたしても、しつけがうまく進むというわけではありません。
怒鳴られたことと、自分がしていることを結びつけることができないからです。

飼い主さんが怒鳴っている→こわい

といことがインプットされるだけです。

どうせ怒鳴ったりイライラしてたたいたりしても覚えないのなら、飼い主さんにとっても負担が少ない「ほめるしつけ」で犬の長所を伸ばしてあげましょう。

ほめられる→いいこと→飼い主さんが喜ぶ

という図が出来上がると、どんなシーンでも褒められてうれしい気持ちになります。

今日から「ほめるしつけ」始めてみませんか?

ほめるしつけの疑問を解決!

犬をほめるばかりでは、ご褒美やおやつがないと指示に従わなくなる?

ほめるしつけのコツは、「ほめる=おやつ」ということではないと教えること。
ほめるパターンをいくつか段階わけにしておくと、ほめる言葉やしぐさだけで犬を喜ばせることができます。
ほめるを使う飼い主さん自身にもテクニックが必要ということなのです。
もし、おやつをあげるシーンでも犬におやつを見せてからしつけを行うのではなくて、あくまでもちゃんとできてからおやつを見せて与えます。
しつけをする前は、しっかりと手のひらに握って犬に見えないようにしましょう。
おやつをあげない時には、しっかりと声で「いいこ」「じょうず」などハッキリと笑顔で伝えましょう。
もちろん撫でてあげてもいいでしょう。

 

犬をほめると興奮してしまって、静かにしているシーンで逆効果にならない?

おやつを見ただけで興奮してしまう犬に対しては、おやつをあげないで「なでる」「声掛けをする」ことで褒めるを表現してください。
撫でてしまうとせっかく静かにしていた犬が立ち上がったりするようなら、「いいこ」「えらいね」などを笑顔で声をかけて飼い主さん自身が喜んでいるということを表現してください。
撫で方もワシャワシャと撫でるのではなく、そっと1回なでるくらいにしてみてください。

犬をほめてしつけをしているつもりなのに、全然効果を感じられない時は?

もしかしたらほめ方が少し間違っているのかもしれません。
犬に褒めていることが伝わっていない可能性もあります。
犬がしつけや指示を守ったら、3秒以内にすかさずほめてあげてください。
静かに座っているシーンでも、「あなたがちゃんといい子にしているのは知っているよ」という意味を込めてときどき「いいこ」と声をかけてあげましょう。

 

おやつをもらえないと犬はがっかりしてしまうのでは?

せっかくいうことを聞いたのにおやつがもらえないのではかわいそうと思う飼い主さんも多いみたいです。でも、実は犬は「あれ?」と思うくらい。
「次はもらえるかな~?」なんてのんきにしていることでしょう。
いつもらえるかわからないから、いつでもいうことを聞いておこう!と思わせたら勝ちです。
たまにおやつの方が、もらえた時の嬉しさは倍増!次ももらえるかもしれない!とやる気もアップします。

犬を多頭飼いしている場合は、一頭だけをほめてもいいの?

もちろん、一頭だけをほめるので大丈夫です。
それにつられて別の犬が興奮してしまう場合は一頭ずつしつけや指示を出しましょう。
他の犬が褒められている時でも、落ち着いて待っていることができればベスト。
ほめられていてうらやましいな。自分もほめられたいなという気持ちになるはずです。


いかがでしたでしょうか?
犬も人間と同じで、ほめられて伸びるタイプの犬もたくさんいます。
叱ることも時には大切ですが、ほめるとやる気になるので飼い主さんも犬も両方がいい気持ちでしつけを進めることができます。
叱るよりもほめて伸ばすことができればしつけもスムーズに進むと思います。