怖いとき、嬉しいとき、寂しいとき、楽しいとき、犬のしっぽはいったいどんな風に動いているのでしょうか?
今日は犬がうれしい気持ちになっているときにしっぽがどんな動きをするかご紹介したいと思います。
こんな時ふうにしっぽが動いているときは、嬉しくてしっぽを振っているんです!
犬がお尻をあげてしっぽ全体を大きく振っている
お尻をぐっとあげて、しっぽの付け根からブンブンと勢いよく振る。しっぽだけでなく、お尻も一緒に振っている犬もいるくらい喜んでいます。
感情の波が激しければ激しいほど、しっぽの振りも高く大きくなります。
耳はまっすぐ目線と同じ方向を向いています。たれ耳の場合は、付け根が上がっていることでしょう。
目はキラキラと輝いて目的のものを見つめています。
口はゆるんであいている。緊張していない証拠になります。舌を出してまるで笑っているように見える犬もいます。
こんな時によく見られます
・飼い主さんが帰ってきた!大好きな人にあった時に嬉しくて飛び上がりたい気持ち。
ブンブンと振ったり、回したりと犬によって個性豊か。
・ご飯の時
おいしそう!嬉しい!楽しみ!
食事の最中は嬉しいというよりも、食べることに夢中になっていることがおおいので食べている最中はしっぽを振らない犬もいます。
・遊んでいる時
楽しい!嬉しい!
遊んでいる時は感情が激しく高揚して上半身を伏せて腰を持ち上げてしっぽを振るのでとても分かりやすいです。
このポーズで遊んで!と誘うこともあります。
犬のこんなしっぽの振り方には注意しよう!
しっぽを思い切り振って、目をそらさない時感情が激しく高揚している証拠。
興味があるものに集中しすぎて危険が近づいても気が付かなかったり、興奮のあまり相手に飛びかかってしまったりする恐れがあります。
そういう状況になったら、お散歩中でもお家でも一旦クールダウンさせるために「ふせ」や「おすわり」といった指示を出してみてください。
他にはこんな場合も ~番外編~
犬がしっぽを少しだけ振りながらお尻や耳を下げて少しずつ近づく時は?
「甘えてもいい?」しっぽはお尻の方にたれて、お尻も下がって腰が引けているよ運状態に。
それでもちょこちょこと少しずつ相手に近づいているなら仲良くしたいという気持ちを表しています。
目もそらして耳も倒れているので、怖がっているのかと思いがちですが実は相手に興味があり仲良くしたいと思っています。
人間に対してや、初めてのお友達に対してやる犬もいます。
「甘えてもいい?」「敵じゃないよ」「仲良くしよう」と思っているのです。
いかがでしたでしょうか?知れば知るほどいとおしくて仕方がなくなりますね。こんな風に自分にしっぽを振ってくれたらうれしくて抱きしめてしまいそうです。
しっぽで嬉しい気持ちを表しているときは、飼い主さんもぜひ嬉しい表情を見せてあげてください。
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