犬種の名前の一番最後にテリアとついている犬はいったいどんな仕事をしていたか知っていますか?
どうしてテリアという犬種が生まれたのか、その秘密を探ってみましょう。
テリアの主な犬種
ヨークシャー・テリアジャック・ラッセル・テリア
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア
ケアーン・テリア
ブル・テリア
ワイアー・フォックス・テリア
スコティッシュ・テリア
エアデール・テリア
テリアってどんな犬?
ウサギやアナグマ、キツネなどの小動物の狩りをする仕事をしていました。自らウサギなどお小動物の巣穴を見つけては、巣穴の中に入って獲物がいるかどうかチェックします。
獲物がいるのを見つけると吠えたり、噛みついたりして巣穴から追い出して狩りを手伝っていました。
嗅覚ハウンドが獲物の巣穴を突き止めた後に、ジャック・ラッセル・テリアが巣穴に行くように放たれてとどめの一撃を加えるという狩猟の方法もあったようです。
テリアってどんな性格?
テリアは自分で獲物の巣穴を見つけるという狩猟犬だったので、自立心や好奇心がとても旺盛です。よく動き回り、いつも面白いことはないかと探しているのです。
獲物に攻撃されていもめげずに立ち向かっていくという気の強い性格も持ち合わせているため、ジャック・ラッセル・テリアのように小型犬でも怪しいと感じたら相手が自分よりも大きくても果敢に向かっていきます。
テリアが仕留めていた動物
ジャック・ラッセル・テリア
<キツネ>
ジャック・ラッセルという人が趣味のキツネ狩り用に作った犬です。キツネが逃げ込んだ巣穴に入り込めるような小さな体をしています。
ヨークシャー・テリア
<ネズミ>
家の中を荒らすネズミを退治するための犬として作られた犬です。当時は今よりも体が大きかったようです。
愛玩用に小型化されましたが、テリア特有の気の強さは持ち合わせています。
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア
<カワウソ>
毛の色が黒いケアーン・テリアから時々生まれてくる白い子犬と他の犬種の白い犬から作られた犬です。カワウソやネズミ取りようの猟犬として働いていました。