愛犬のしぐさや動作がいつもと違うな?と感じたら犬のの立ち方に注意してみてください。
いつもと違った立ち方をしていたら要注意!こんな病気のサインかもしれません。
犬はこんな症状がありませんか?
よくつまづく
平らな道を歩いている時に、いぬがよくつまづく。ちょっとの段差でもつまづく。
といった症状がみられたら要注意。
神経の異常が原因でバランス感覚が損なわれていることが考えられます。
背骨をつなぐクッションの役割をしている椎間板がはみ出してしまう椎間板ヘルニアや後ろ足の神経が麻痺する坐骨神経麻痺などが疑われます。
関節炎などの痛みから使わなくなった足の筋力が衰えていることや、シニア犬は筋肉が衰えて躓きやすくなることもあります。
立ち上がり方がぎこちない
普通はサッと立ち上がってそのまま歩き出すのですが、「どっこいしょ」と重そうに体を起こしたりゆっくりと止まりそうになってやっと立ち上がるというような場合は骨や関節の病気が疑われます。痛みがある骨や関節部分を動かす時にゆっくりした動作になることが多いのです。
中には痛みから声を上げる犬もいるようです。
肩やひじ、膝などの骨関節炎や股関節形成不全、膝蓋骨脱臼などが疑われます。
腹痛や貧血などが原因の場合もあります。
倒れる
歩いている時に急に犬が倒れて、ぐったりしていたら急いで病院へ行きましょう。心臓病や熱射病、胃捻転などの病気が疑われます。
心臓病が原因の時は呼吸困難になって、下の色が紫色になるチアノーゼという症状が出ます。
吐きながら倒れる場合は中毒性のものを誤飲した時にみられます。
ワクチン接種後一時間以内であれば、ワクチンアレルギーの疑いもあります。
環軸椎亜脱臼の犬は短く吠えた後に倒れることがあります。
ふらふらと歩きながら倒れる場合は脳疾患も疑われます。