犬は終生飼養するよう努める
家庭動物等の飼養および保管に関する基準第1の1
各自治体の条例に規定
「終生飼養」というのは、犬の命が終わるまで買い続けるという意味です。
引越しや転勤などの都合で安易に犬を手放すことはやめましょう。
そのような都合で犬を手放さなければならなくなることが予想されるなら、かわりにきちんと飼育してくれるところを探したり思い切ってもとから飼わないという選択肢を選ぶ勇気も大切です。
東京都では、終生飼養がで着ない場合は飼い主さんがその犬の新しい飼い主を見つけるよう努めることが定められています。
たとえやむを得ない理由で飼えなくなっても責任を持つということが求められています。
犬の保護を怠り遺棄した場合、50万円以下の罰金が科せられます
動物の愛護および管理に関する法律
変えなくなったと言って犬を置き去りにしたり、遺棄したりした場合は50万円以下の罰金が科せられることがあります。
他の人に迷惑をかけないようにしつけを行う
各自治体の条例に規定
環境省の適正使用ガイドラインでは次のように推奨されています。
・社会性を身に着けさせる
・無駄吠えの防止
・噛み癖の防止
・おすわり
・ふせ
・おいで
など
人間社会で犬が暮らすためには、周囲の人の迷惑にならないように最低限のしつけは不可欠です。
国だけではなく、全国の自治体の条例でもしつけを推奨しているところが多くあるのが事実です。
犬を迎え入れたら、おすわりやふせなどの基本的なしつけはもちろんのこと、吠えや噛み癖などがひどくならないように努めなくてはなりません。