ドラッグストアに行くとたくさんの種類が並んでいますよね。
でもこれ、犬にとっては実は毒だったりするのではないかと気になったことはありませんか?
犬と一緒に暮らす部屋で防虫剤や殺虫剤を使う時には、どんな点に気を付けたらいいのでしょうか?
使用上の注意点をおはなししたいと思います。
かゆみ止め用塗り薬
犬にはとても刺激が強いので、皮膚炎を招きやすいです。虫刺されのかゆみを和らげる薬の中には、メントール成分が含まれているものもありますよね。
もしも犬に塗った場合は、しげ気が強すぎて痛みが生じる恐れもあります。
また、塗った部分をなめてしまうと皮膚炎を起こすこともあります。
犬に塗り薬を使用することはやめましょう。
薬を塗った飼い主さんの患部を犬になめさせるのもNG。
ゴキブリ用殺虫剤
箱型の粘着タイプや、ホウ酸だんごの駆除剤も犬が誤食してしまうと中毒を起こす危険があります。粘着タイプのものだと犬の毛にくっついてしまうこともあります。
犬には両タイプとも絶対に手の届かない家具の隙間の奥の方におきましょう。
手前では犬が手で書き出してしまうこともあるので要注意。
衣類用防虫剤
こちらも誤食が心配です。犬がタンスの中から見つけ出して遊んでいるうちに誤食してしまったり、クローゼットの奥から袋ごと引き出してしまったりしないように厳重に保管をしましょう。
スプレー式殺虫剤
ゴキブリなどを退治する殺虫剤は成分によって犬がなめると中毒を起こして、命にかかわることもあります。床に殺虫剤を噴射したら、必ずその周囲を拭き取るようにしましょう。
水で雑巾などをぬらして、念入りに拭いてください。
蚊取り線香
蚊取り線香の煙は犬に有害というわけではないのですが、煙に当たりっぱなしだと犬も不快になります。また、犬が先行に近づいてやけどをしないように置き場所には充分に注意しましょう。
ペット用に開発された蚊取り線香もあります。
加熱蒸散式殺虫剤
薬剤を蒸発させるタイプの殺虫剤は、犬がいない部屋でたく場合でも必ず犬を家の外に出しましょう。扉のすきまから煙が入り込むことがあるからです。
使用後も、きちんと床を拭いた方が安心です。