一体何を考えているのか愛猫の気持ちがわかったら、もっと仲良くなれるはず!
耳を立てる
真正面に向けてぴんと立てているのは緊張や集中のサインです
猫が気になるものを見ている時などは、耳が真正面をむいてぴんと立っていますよね。
それは緊張しているか、集中しているかのサインです。
わずかな変化なのですが、注意してみていると力が入った状態になるのがわかると思います。
また、何かもらえるかも・・・などの期待を表している時も同じ状態になるのです。
耳を伏せる
裏側を見せるのは怒った時
ぴったりと伏せるのは怖い時
猫の耳の伏せ方には大きく分けると2つのパターンがあります。
1つ目は耳を回転させて裏側を正面に向けるパターン。
これは怒った時や、それ以上やったら攻撃するぞ!などという目の前の相手に強気でアピールしている時にします。
この時は大抵、体制も前のめりになって額を見せつけるようなポーズをしています。
2つ目は耳を頭に沿うようにぴったりと伏せるパターン。
これは怖い・・・というような弱気な気持ちが表れています。
この時は大抵体制は後ろに引き気味で目も伏せていることが多いです。
攻撃しようか・・・でもちょっと怖いな・・・などと迷っている時もあるので見分けるのはちょっと難しいかもしれません。
耳を動かす
ちょっと気になる音は耳だけを動かして情報収集している
猫の耳は付け根の筋肉がとてもよく発達しているので、クルクルと自由に動かすことができるのです。
耳だけを音のする方に向けていることがありますが、これはちょっと気になることがあるとき。
この音をよく確認しようと思っている時は顔を音のする方に向けます。そうするとその音がどこから聞こえるかわかるからです。
耳だけを動かす様子は横着なしぐさに見えますが、猫にとってはとても重要な能力です。
猫は狩猟をする時に自分の気配を消して待ち伏せするので、耳だけを動かすことができるようになっています。
余計な音を立てないで獲物が近くにいるかどうか確認できるのです。