伸びた時に人間と同じように足がつったり、寝違えることがある?
猫の体の構造的に、そうなることはありません。体をばして足がつったり、寝違えてしまっては狩りもろくにできません。
猫は弱肉強食の野生界で過ごしてきたので、体の構造が人間のように足がつるようなことがないように進化してきたのです。
寝ている時に大きな伸びをする理由は?
寝返り、もしくは夢を見ている可能性があります。人間と同じで寝返りをすることもありますし、気持ちがいいとか温かいという内容の夢を見ていてリラックスした気持ちになって体が無意識に反応して伸びるのです。
夢の内容によっては足を動かしたり、口をモグモグと動かすこともあります。
高齢の猫は伸びをする回数が少ない?
そんなことはありません。でも、猫も年を取ると伸びる力が衰えていきます。
伸びていないわけではないのですが、若いころと比べると伸びていないように見えるのかもしれません。
伸びの回数は変わらないと負います。
伸びながら爪とぎをするのはなんで?
似た姿勢なので、ついでに済ませているのではないでしょうか。前足を床に着けて伸ばす姿勢は、爪とぎの姿勢と似ています。
猫自身伸びた時に爪とぎが連想されて、伸びと一緒に爪とぎをしているのです。
本能的に行う爪とぎとは別で、ついでにおこなっている爪とぎのようです。
どのくらいまで伸びることができるの?
伸びていない時と比べて、2~3割増くらいの体長になります。猫はとても気ままな背核ですので、本気で伸びた姿を人間に見せることは非常に少ないのです。
伸びの限界がどのくらいなのかはっきりとはわかりませんが、構造的には伸びていない時の体長よりも2~3割程度伸びることができるのではないかと考えられています。