こんなことがわかります
猫がなりやすい慢性腎不全や肥満猫に心配な糖尿病などの病気は、初期段階では目立った体の症状がみられません。じわじわと進行するので発見が遅れてしまいます。
早期発見のためには、初期段階で飲水量と尿量が増えているということに気が付くことが大切です。
普段の量を知っておくことで、増加がすぐにわかり早い段階で病気に気が付くことができます。
オシッコの量より飲水量の方がはかりやすい!
水をたくさん飲むと、オシッコもたくさん出ます。飲水量とオシッコの量はほぼ比例しているので、オシッコの量をはかるよりも飲んだ量を計る方が簡単です。
多頭飼いの場合は、水入れを分けるのが難しいと思いますのでその場合はおしっこを計りましょう。
①きまった量を水入れに入れます。
②残った水を計量カップで正確に測ります。
③最初の量との差を計って、飲んだ量をチェックしましょう。
オシッコの量や飲水量はドライかウエットかのフードの種類や気温・湿度によっても影響を受けます。
はかるときは1週間毎日計って平均値をだし、その後は週1回図って平均値との違いをだして比較してみましょう。
忙しい時は最低でも月に一回確認してみましょう。