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猫の病気早期発見のために・・・お家でできる体調管理

猫の体温を計ろう!


こんなことがわかります

猫ウイルス性鼻気管炎や熱中症など、発熱は様々な病気で共通してみられます。
反対に体温が低ければ脱水症状などによる低体温症が疑われるのです。
平熱より高いか低いかを区別できるだけで、飼い主さんが愛猫の異変に気が付くことができるのです。


こんなふうにはかりましょう

後ろ足の付け根で測ります

猫の後ろ足の付け根に人間用の体温計を挟みます。
押さえて、測定結果を待ちます。
直腸で測る直腸温よりも0.5度くらい低くなりますが、目安にはなります。
挟みやすければ、前足の付け根で測ってもOK。

耳でもはかれます

耳の穴に体温計の先を入れたら、本体の角度を変えて体温計の先を鼓膜の方向に対して垂直に向けてはかります。
使い方が慣れないと難しいかもしれないので、何度か試してみてください。


猫の平熱は直腸温で38~39℃です。

40度以上は高熱になるので、食欲が落ちたり暗くて冷たい床の上でうずくまったりするようなしぐさがみられます。
反対に1度低くても低体温は以上のサインです。
高くても低くても愛猫の平熱と1度差があったら、受診するようにしましょう。

動物病院では・・・

動物病院では肛門に体温計を入れて、直腸温を測定します。
直腸で測ると、後ろ足の付け根などで測るよりも正確に測ることができるのです。