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猫に多い尿石症を防ごう!フード選びがカギ!

猫の年齢によって尿石症の原因は違う

猫がかかりやすい病気の一つに尿石症などの下部尿路疾患があります。
これは、猫が動物病院を受診する理由の3番目にあたるくらい多いのです。
特に尿石症は対処が遅くなってしまうと、命の危険に及ぶ恐ろしい病気なのです。

様々な要因が絡み合って起きると言われているのですが、予防には綺麗な飲み水やトイレ、適度な運動とストレスの少ない環境づくりといったものが大切です。
尿石症に配慮した年齢別のフードを与えることも重要になってきます。

結石のできる原因は猫の年齢によって変わってきます。
1歳から6歳までの猫はマグネシウムが、7歳以上の高齢期の猫はカルシウム由来の結石ができやすいということがわかっています。
猫の成長段階に合わせて、マグネシウムやカルシウムの量を調節したフードを選ぶことをお勧めします。


愛猫を尿石症から守るために飼い主さんができること


①栄養に偏りがない規則正しい食事を与える

消化が良く、マグネシウムが適切に制限されていたり、尿のpHが適切にコントロールされているフードを与えましょう。
量や回数を考慮して規則正しく与えるのも結石をできにくくするのに有効です。

②適度な運動とストレスのない環境づくりをしよう

尿石症は肥満やストレスなども影響してきます。
猫にストレスを感じさせないような環境作りを心がけること、ストレス発散できるような運動量を確保することなどの配慮も重要です。

③いつもきれいな水を与え、トイレを清潔に保とう

猫はトイレが汚れていると、オシッコを我慢してしまうことがあります。
猫がオシッコを我慢しないようにトイレはいつも清潔に保ちましょう。
きれいな水を充分に飲ませることも大切です。
飲みたいときにいつも新鮮な水が飲めるように、水を置く場所を数か所にするなど工夫しましょう。