猫がよだれを垂らしながら寝ているのですが、大丈夫?
よだれは口の中の水分である「唾液」が口から流れ出ている状態です。
唾液は食べ物を飲み込みやすくしたり、口内の乾燥を防ぐ働きをしているのです。
それから、唾液に含まれている抗菌物質が歯周病の原因菌の働きを抑える働きもしています。
唾液の量には猫によって違うのですが(これは人間と同じですね)、唾液の量の多い猫は睡眠時に少量よだれが出ていても気にしなくてもいいと思います。
大量によだれを出すのであれば、口腔内の細菌が増殖して唾液量が増えているのかもしれません。
気になるようであれば動物病院を受診した方が安心できます。
起きている時によだれを垂らしていたら、口腔内の異常や胃酸過多を疑おう
猫は犬と違って大好物の食べ物を目の前においてもよだれを垂らすことはありません。なので、起きている時にたくさんのよだれを垂らしていたら体になにか異常があるサインだと考えていいでしょう。
口腔内の病気や消化器の病気などが疑われます。
病気が原因で出てしまっているよだれは、ニオイも強い傾向があります。
緊張したり、嫌なことがあった時など興奮した時によだれを出す猫もいます。
もちろん嬉しい時やテンションが上がった時なども同様です。
そういう場合は、生理現象ですので心配はいらないでしょう。