一番身近にいる飼い主さんが猫の変化に気が付けば、病気の早期発見につながります。
早期発見早期治療で大切な家族と長く幸せに暮らしましょう。
排便の時や興奮している時以外に肛門から異臭がしたら要注意!
猫は自分で体全体をなめて毛づくろいをするので、排便の時や興奮している時でない限り肛門の付近は臭うことはありません。それ以外の時に校門付近が臭うと、病気が疑われます。
肛門の左右にある分泌液がたまる袋が炎症を起こしてしまっている病気「肛門のう炎」が多くみられます。
肛門の周りが赤い時は、便で汚れてしまって皮膚炎を起こしている場合もあります。
肛門から便の匂いがして、化膿したような状態になっていたので病院へ連れて行ってみると、肛門のう炎と診断されたという例もあります。
考えられる病気
肛門のう炎
肛門腺破裂
脱毛したら要注意!
脱毛すると一番に疑われるのは皮膚炎ですが、それ以外の病気が隠れていることもあります。ある一部分だけが集中して抜けている場合は、病気が原因かもしれないと考えてください。
脱毛の原因の多くは皮膚炎なのですが、ホルモンの病気やストレスによって脱毛が起こることもあります。
脱毛を発見したらすぐに動物病院を受診してください。
頻繁に毛づくろいをしているなと観察してみたら、体にところどころに脱毛が発見されて受診すると「好酸球性プラーグ」という皮膚炎だったという例もあります。
考えられる病気
疥癬
白癬
ストレス性脱毛
ノミアレルギー性皮膚炎
甲状腺機能亢進症など