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病気早期発見!犬のおしっこをチェックしてみよう!色・臭い・量・回数

 毎日かかさずお掃除するのがワンちゃんのトイレ。
特におしっこは一日に何度もするのが普通なので、チェックするのも簡単ですね。
おしっこの量や色の変化で様々な病気や症状を発見することができます。

 ワンちゃんの病気で多いのが、泌尿器の病気。泌尿器に異常があると、必ずと言っていいほどおしっこがいつもと違います。
 おしっこは体内の老廃物や毒素を体の外に出してくれる役割をしています。それはワンちゃんも人間も同じ。
 腎臓で作られてから膀胱でためられ、ある程度の量になると尿道を通って体外に出される仕組みです。

この各臓器のどこかに異常があると血尿が出る・おしっこが白く濁る・いつもより臭いといった変化が起こるのです。

膀胱が炎症を起こすとおしっこを溜めておけなくなり、一日に何度もおしっこを少量ずつするという頻尿になることもあります。

おしっこは泌尿器の異常を知る手がかりですので、毎日いつもと違ったところがないか見るよう習慣づけましょう。トイレシーツを毎日観察するのはもちろんのこと、外でしか排泄しないワンちゃんの場合は一日一回はトイレシーツを散歩に持参し、おしっこを受けて観察してみましょう。

・おしっこの色・状態

・おしっこの回数

・おしっこの臭い

・おしっこをする様子

などをくまなくチェックしておくことが大切です。


こんなおしっこも要注意!?


☆その日によっておしっこの色の濃さが違う

朝一番のおしっこは黄色が普段よりも濃いことが多いのが普通です。飲んだ水の量が多ければ色が薄くなったり、少なければ濃くなったりという変化はあります。健康なおしっこの色の範囲内であれば色の濃さの違いはそれほど気にしなくても大丈夫です。

☆留守番をしている時はおしっこをしていない

外で排尿する習慣がついているワンちゃんは、家の中でおしっこをしないこともあります。家へ帰ったら、すぐに外に連れ出しておしっこを指せた下ましょう。日ごろ、排尿を促す号令を決めておくとおしっこをしやすくなります。

☆女の子なのに散歩中に何度もおしっこをする

発情期を迎えた女の子のワンちゃんが、マーキングのようにちょこちょことおしっこをするのは問題ありません。ですが、発情期以外に落ち着かない様子で何度もおしっこをする場合は頻尿の疑いがあります。動物病院を受診してください。


気になることがあればすぐに動物病院の医師に相談することが大切です。もしも何もなくても安心できますし、専門家の目に触れればまた違う何かが発見される機会にもなります。
健康第一、ワンちゃんも人間も楽しく毎日を過ごすために体には気を付けたいですね。