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犬のおしっこの色や状態、においで危険をキャッチしよう!

健康な犬のおしっこは薄い黄色です。
トイレシーツについたおしっこの色をチェックして、毎日変化がないか気にしておくとちょっとの変化でも見逃すことが無くなります。
濁りのない薄い黄色であれば、多少濃かったり薄かったりしても大丈夫です。
朝一番のおしっこは特に色が濃いこともありますが、心配いりません。

危険なおしっこの色


・ピンクや赤

血が混じっている可能性が高いです。
色が濃いからと言って危険度が高いというわけではありません。そのため、薄いピンク色でも注意が必要です。赤茶色の場合もありますし、血そのものの色の場合があります。
トイレシーツにおしっこをしてから時間が経っていると、より茶色がかって見えることもあります。

・オレンジ色

横断の症状が出ていると考えられます。胆管肝炎や肝臓がんなどの肝臓の病気の可能性があります。
玉葱を食べて中毒を起こしているときもオレンジ色のおしっこがでる場合があります。

・にごった白色

膀胱に炎症を起こしている時や、腎臓の機能が正常に働かなくなると膀胱内の海などがおしっこに交じって出てくるので、白く濁ることがあります。
膀胱炎や前立腺炎、前立腺腫瘍が疑われます。

・無色透明

全く色がなく、ただ濡れているだけという状態。
腎臓の機能が正常に働いていない状態です。体の毒素を濃縮できなくなっている可能性があります。
慢性腎不全や糖尿病が疑われます。

・キラキラと光っている

トイレシーツにしたおしっこを見ると、乾いた後にキラキラと光って見える。そのキラキラの元は欠席の元になる決勝が光っているのです。
尿石症や尿道炎が疑われます。



おしっこのにおい


健康なワンちゃんのおしっこは人と同じように、アンモニア臭がするのが普通です。ワンちゃんがおしっこをしたら健康チェックのためにおいをかいでみましょう。

おしっこのにおいでチェック


・においがきつい

いつもよりもアンモニア臭が強かったり、臭いと感じたら危険のサイン。
毎日においをかいでいると敏感に変化を感じ取ることができます。
膀胱炎や尿道炎が疑われます。

・おしっこっぽくない

においがおしっこのにおいじゃないと、すぐにわかるのがこれ。
膀胱内が炎症によって膿んでいるのでいつもと違うおしっこのにおいになります。
膀胱炎が疑われます。

・おしっこなのに無臭

おしっこは排泄物なので、アンモニア臭がするのが普通です。それなのに無臭なのは異常な証拠。
腎臓の機能が上手く働いていない可能性があります。
糖尿病や慢性腎不全が疑われます。


おしっこは健康チェックにとても役に立ちます。
回数、色、におい、おしっこのしかたなどを毎日チェックしましょう。

こちらに紹介したおしっこの変化は病気の可能性が高いです。今は元気にしていても、いつ発症するかわかりません。
ワンちゃんの健康管理は飼い主さんにかかっています。
早く気が付くことで重症化を防ぐことができます。