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犬の遠吠えの違いを聞き分けよう!どれくらい種類があるのかな?


犬の遠吠えというと、野生の犬たちが森で月に向かって吠えているまるで映画のワンシーンのようなものを想像してしまいます。
野性味あふれる狼のようですね。犬は狼と違って長い歴史の中で人間と共に歩んできたので今では人に慣れていますが、元は狼と同じ群れをなして森で生きてきたのです。

吠えるという行為は犬にとってコミュニケーションの一つ。私たち人間には何を言っているのか言葉は伝わりませんが、一緒に暮らしていれば雰囲気やしぐさ、いつもと違った吠え方や鳴き方で自然と何を訴えているのかわかるようになります。
犬の発信の一つである「遠吠え」に今日は注目してみましょう。
犬の遠吠えに困っている人にも知ってほしい遠吠えの秘密をお話しします。

遠吠えするときはどんな気持ち?どんな時?

短く尾を引くように遠吠えするとき

自分の居場所を相手に伝えたいときにこのような泣き方をします。
「自分はここにいるよ!」と一生懸命叫んでいるようなときです。
この遠吠えをするときは、前触れは何もありません。突然始まり、鳴いたり鳴きやんだりをしばらく繰り返します。自分の縄張りを誰かに伝えているのです。

この遠吠えが始まると、その鳴き声が聞こえた近くにいる犬も呼応したように遠吠えを始めます。
「聞こえてるよー!」と仲間が返事をしているのです。
犬に仲間意識があるということの現れですね。コミュニケーションをとっていると思うと遠吠えも素敵に聞こえます。

高い声で鳴いたあと遠吠えするときはどんな気持ち?どんな時?

犬が高い声で鳴くときは、寂しいときです。
「一人きりでつまらない。さみしい。」と思っています。
かまってほしい、気が付いてほしいと言っています。
近くにいれば名前を読んであげるだけで安心することができます。

中くらいの声で遠吠えするときはどんな気持ち?どんな時?

中くらいの声で、大きくもなく小さくもなく遠吠えするときは誰かに助けを求めています。
緊急事態発生を誰かに訴えています。
「誰かに助けてほしい」そんな願いが込められています。
誰かが気が付いてくれるまでずっと遠吠えを繰り返すのです。
飼い主さんが遠くへ行ってしまったとき、困った事態を知らせるときなどこんな風に遠吠えします。