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こんなところでも活躍!盲導犬PR活動とは

盲導犬と触れ合うために様々なイベントがあるのをご存知でしょうか?

現役の盲導犬として活躍している子はもちろん、盲導犬PRのために頑張っている「盲導犬PR犬」も一緒に参加したりします。
中には盲導犬になるべく訓練を受けていたのですが、キャリアチェンジでPR犬になった子もいます。

たくさんのイベントの中で、一番人気といってもいいのが子供たちのための職業体験です。
キッザニアみたいですね(笑)

嬉しいことに、将来盲導犬と一緒に仕事をしたいと思っている子供たちってとても多いのです。
中にはボランティアとして参加してくれている方のうちのお子さんが、大きくなったら訓練士になりたいと言ってくれる嬉しい声も聞こえてきます。

パピーウォーカーは子供たちの将来にも影響を与える楽しいボランティアなのです。

盲導犬を飼育したり、訓練したりするのを実際に体験して将来の夢につなげてほしいということと、盲導犬に対する理解を深めてもらうためのイベントなので誰でも参加することができます。

盲導犬のお話や、訓練について、ドッグトレーナーの体験、ドッグショーの見学などができます。
さらにお土産までついてくるので一見の価値ありですよ。

興味がある方はお近くのイベントを探してみてくださいね。
 

僕たちエリート!盲導犬になれる確率

盲導犬にふさわしい父犬と母犬の間に生まれたまさに盲導犬エリートの盲導犬候補の犬。

彼らは1歳までをパピーウォーカーと呼ばれる里親ボランティアさんといっしょにすごします。

普通のお家で普通の犬としての躾や人間とのふれあい方、信頼関係を勉強したあとに、盲導犬訓練生として訓練所に行くのです。

訓練所での生活は半年から1年くらいなのですが、盲導犬エリートである盲導犬候補のすべての犬が訓練を受けられるわけではありません。

犬として社会のルール、人間とのかかわりあい方をきちんと学んでこれたボランティアさんのケアが行き届いた犬だけが盲導犬の訓練を受けることができるのです。

その合格率はなんと約60%程と言われています。
かなり厳しい関門です。

また、この最初の関門をクリアして訓練を受けられたからと言って、あとのすべての犬が盲導犬になれるわけではないのですから、出生率から考えても盲導犬になれるのはエリートであってもほんの一握りだけということになります。

盲導犬と一言に言っても、かしこくて、性格が大人しく優しい、そしてなによりも人間のことが大好きでなくてはいけません。

パートナーとなる目の不自由な人は犬の中のエリート中のエリートの力を借りるという、その重みを感じて盲導犬と生活していることでしょう。

特別な犬との生活は、私たちが考えるよりも大変でそして素敵なことなのです。
 

僕たちみんな誰かの愛を受けたんだワン!パピーウォーカーってなに?条件とは?

みなさんは「パピーウォーカー」という言葉を聞いたことがありますか?

盲導犬になるために生れてきたワンちゃんは、1歳になるまでの間普通の犬と同じようにボランティアのお家にお世話になります。

そこで、人間との信頼関係や自分と人間の違い、人間に対する思いやりの気持ちを学ぶ大切な時間を過ごします。
この数か月を盲導犬候補の犬と一緒に過ごしてくれるボランティアのことを「パピーウォーカー」と呼びます。

ラブラドールレトリーバーで性格もとてもおとなしく、人懐こいワンちゃんが多いので盲導犬の訓練に手放すのがとても寂しくなってしまうこともあると思います。
少しでも犬と一緒に暮らしたことがある人ならわかると思いますが、一度心を許した動物との別れはとても切ないものです。

でもこれから目の不自由な人の為に働く盲導犬候補の犬を立派に、人間が大好きに育ててくださるパピーウォーカーさんは盲導犬の人生にとって大切な忘れられない人です。


興味のある方はぜひボランティアに参加してみませんか?

パピーウォーカーの条件

・盲導犬訓練センターの近くに住んでいること(車で通える)。
・車を持っていること(犬に車に対する恐怖などを持たせないため)。
・月1回程度の盲導犬訓練センターで行われるレクチャー講習会に参加できること。
・盲導犬候補の犬の状況を把握するために家庭訪問をさせてくれること。
・室内で盲導犬候補の犬を飼育してくれること。
・家の人の留守が少ないこと。
・家の人全員が犬のしつけに協力的であること。
・他の犬を現在飼っていないこと。
・大型犬を飼育できる環境であること。
・犬のごはんや消耗品の費用を自分で負担できること。



簡単なようで、難しいパピーウォーカーの仕事。
ですが、盲導犬候補のワンちゃんたちに初めて人間との信頼関係を教えてくれる大切なパートナーとなるのですから、人間も様々な条件をクリアしなければいけません。
 

僕たちは人間が大好きなんだワン!盲導犬の一生

盲導犬として働いている犬は、どうやって選ばれているのでしょうか?

盲導犬は、健康で盲導犬として働くことのできる性質の持ち主の父犬と母犬の間に生まれた子犬の中から選ばれます。生まれながらにして普通の犬とは違うのですね。

生まれた時から盲導犬としての素質を持った犬が特別な訓練を受けるわけですから、まさに選ばれしエリートですね。

盲導犬のための施設にはこれまたエリートの母犬が安心して出産することのできる分娩室まであるのです。ここで生まれた盲導犬のエリートの子犬たちは、2か月が経過するまでは母犬と兄弟たちと一緒に過ごすのです。

2か月になった子犬は1歳になるまでの間の10か月間程度を、パピーウォーカーというボランテァさんに預けられます。
普通の家庭の中で一人の犬として人間との信頼関係を築く大切な期間です。パピーウォーカーは盲導犬になるために生まれてきたワンちゃんを人間社会とはこういうところだと教えるために色んな所へ連れて行ったり、いろんな遊びをしてあげたりするのです。
人間と触れ合うことで、社会のルールや人間と自分の違いなどを学んでいくことになります。

1歳を過ぎたころ、さっそく盲導犬になるための訓練が始まります。
人間と関わり合いながら、言葉の意味や褒められる子との嬉しさを学んでいくのです。
盲導犬の訓練は日本でも英語で行われるのですが、これは日本語だと「よし」という言葉に「いいよ」「じょうず」「いいね」など様々な言い方がありますよね、でも英語だとただ「GOOD」だけ。
いろんな訓練士が声をかける中で統一されているということが犬を迷わせない方法だからです。

パピーウォーカーから離れて、訓練所に入ったからと言っていきなり厳しい訓練を受ける訳ではなく、トレーナーと徐々に心を通わせてだんだんといろんなことをできるようになっていく感じです。

もちろん歩き方、誘導の仕方、エレベーターの乗り方など普通の犬には必要のないことも覚えなくてはいけません。それを乗り越えられた犬だけが盲導犬として目の不自由な方のパートナーになることができるのです。

いくつもの試験を突破して、最後にはパートナーとなる犬と目の不自由な方が一緒に共同訓練をします。相性で最後は判断されるのです。犬にとっても緊張する一日でしょうね。
共同訓練が終わると、卒業になります。

新しい生活のスタートです。
スムーズに生活に入れるように訓練士が引取り手の目の不自由な方の生活圏内を盲導犬と共に練習します。

そのあとも定期的に訓練士さんがフォローをしてくれる仕組みになっています。
盲導犬は大抵は10歳を迎えると引退になります。

仕事を終えた盲導犬はパートナーと離れて引退犬を飼育してくれるボランティアさんに引き取られたり、盲導犬のための施設で仲間と一緒に遊んだりしながらみんなに愛されて暮らしています。

盲導犬として仕事をしているときにずっとつけていたハーネスはもう付ける必要はありません。
自分だけの自由な時間をのんびりと楽しむのです。

たまに、以前のパートナーが施設に会いに来てくれたりもします。
かつてのパピーウォーカーが引き取りを希望してくれることもあります。
盲導犬として働いてくれたことに、みんな感謝の気持ちでいっぱいです。