スポンサーリンク

犬のシャンプー自分でやってみよう!その3 気を付けてほしいポイント

初めに読みたい
犬のシャンプー自宅でしてみよう その1
犬のシャンプー自宅でしてみよう その2

犬をお家でシャンプーする準備はいいですか?
犬一頭を自分の手でシャンプーからドライヤーまで行うというのは、結構時間がかかります。
ペットサロンでも1匹の犬にカットとシャンプーで小型犬でも2時間は時間をとります。

人間のようにササッと洗えたら楽なのですが、なかなかそうもいきません。
犬をシャンプーするときには、ちょっとしたコツが必要です。そのなかでも特に気を付けなければいけないポイントをご紹介していきたいと思います。

このポイントを抑えることで、シャンプー好きになるか嫌いになるかが決まるといっても過言ではありません。

シャンプーをする時に気を付けてほしいポイント

犬をシャンプーするときに気を使わなければいけないのは、顔や頭を洗うときです。目にシャンプーが入ると人間でも痛いですよね。犬は記憶力がいいので、一度痛い思いをするとそのことを避けるようになってしまいます。

細心の注意を払ってシャンプーは楽しいものだということを教えてあげましょう。痛い思いをさせてしまうと今後、お家でシャンプーするのを嫌がるどころかサロンでも暴れて嫌がってしまうようになる可能性があります。

あまりに暴れたり、嫌がる場合はサロンでさえもシャンプーをお断りされてしまうこともあります。家でも洗えない、サロンでも断られてしまったという犬も意外と多いものです。健康のためにもそれは避けてあげたいですね。

耳の中に水を入れないようにしよう

そして気を付けなければいけない一番重要なポイントは、耳の中にお湯を入れないことです。
少しの量のお湯なら犬が頭を振ることで出てくるのですが、最悪の場合は耳に入った水分がそのままになってしまって中耳炎の原因になってしまうことがあります。

サロンでは、シャンプーの後に必ず耳掃除をしますのでその時に綿棒ですべて吸い取りますが、お家では見落としがちになります。不安な場合は、お湯をかける前に耳に脱脂綿などを詰めてあげましょう。

耳を触られるのを嫌がる犬もいますので、嫌がることは無理にせず、顔はお湯でぬらしたタオルなどで拭くといった方法をとるのもいいですね。

ドライヤーで乾かすときは念入りに行おう


シャンプー自体はポイントさえ押さえれば大したことはないのですが、少し難しいのはドライヤーで乾かすときです。顔や頭を洗うのも気を使いますが、それ以上に飼い主さんが一番間違えやすいのが乾かす時なのです。

犬を洗い終わった後はタオルでよく水けをふきとります。
そしてドライヤーで乾かすのですが、これが思ったよりも時間がかかるのです。
自分で犬を洗う時に一番時間を取るのがドライヤーで乾かすときだといってもいいくらいです。

表面だけ乾かして、ハイ終わり!あとは自然乾燥で乾かそう!なんていうのができれば楽なのですが、少しでも湿っているところや水分が残っているとそれが皮膚病のもとになってしまうことがあるのです。

コームやブラシでとかしながら表面の毛の内側に生えているアンダーコートまでしっかりと乾かしてあげてください。乾いたなと思っても、そこからしばらくはドライヤーを当てておくといいでしょう。
長毛の犬はコームで毛を伸ばしながら乾かすと、仕上がりが綺麗になります。

犬もシャンプーをすると疲れてしまうので、ドライヤーで乾かすころにはお座りしたくなっちゃうと思うのですが、頑張ってお尻の部分も残さず乾かしてくださいね。
最後まで頑張ったら、たくさんほめてあげましょう。

シャンプーの後はリラックスしよう

犬をシャンプーするのは人間にとってとても重労働です。それは犬にとっても同じこと。
「具合が悪いときや熱があるときはお風呂に入ってはいけません」といわれたことがありませんか?入浴は体力を消耗します。

シャンプーやドライヤーが終わったら、ゆっくりとひと眠りさせてあげてください。
犬もいい匂いに包まれて、心地よい疲労感とともにいい夢が見られると思いますよ。

午前中に思い切り遊んで、帰ってきてからシャンプーをしてその後一緒にお昼寝なんて休日おすすめです。


いかがでしたでしょうか?
お家でシャンプーするのは犬も慣れている飼い主さんに安心してしてもらえるのでとっても嬉しいものです。コツさえ覚えれば犬とのスキンシップになります。

ポイントさえ押さえておけばそんなに難しいことはありません。
ぜひチャレンジしてくださいね。