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毛皮を脱ぎたい!熱いの嫌い!犬の熱中症に注意

今年の夏は例年よりもうんと早く来ましたね。

梅雨らしい梅雨があまりなく、水不足も予想されます。

毎日雨が続いてゆううつなんてことがないまま、今年は猛暑に突入です。でも、突然のスコールのような雨に襲われることもあります。

日本も、だんだんと気候が変化してきているのでしょうか。

犬にとっても、人間にとっても夏場は非常に過ごしにくい季節ですね。

スコールが降ったあとの地面から立ち上るもわっとした空気。カラッと暑い猛暑が続くよりも、実は気温に関係なくこういうたちのぼる湯気で熱中症になってしまうことが多いことをご存知でしょうか?

犬は私たちよりももっと地面すれすれを歩いています。毎日のお散歩は楽しい時間ですが、犬の様子をじっくり観察しながら涼しい時間を選んでしてあげてください。


熱中症の初期段階

・急な体温上昇のため、いつもよりはぁはぁと浅く息を吐く。呼吸も早い。

・口や目などの粘膜が充血する。

・ぐったりして元気がなくなる。


そしてもっと悪化してくると…

・サラサラではない粘着力のあるよだれを垂らす。

・嘔吐、下痢

・足元がふらついている。

・筋肉が震えたり、痙攣したりする。


ほとんど汗をかくことができない犬にとって、呼吸でしか体温を下げる方法はありません。

なんせ肉球にしか汗を出すところがないので人間のように汗を出して体全体を冷やすという方法をとることができないのです。

人間よりも暑さに弱いということを十分考慮して夏場を過ごしたいですね。


一年中毛皮を着ている犬ですが、なるべく涼しいようにと飼い主さんの提案で妹のお店に来てくださるたくさんの犬がかわいくサマーカットになって帰っていきます。

お店のごみ箱がたくさんの犬の毛でいっぱいになると夏が来たなぁと感じるのです。