あなたは盲導犬が吠えているのを見たことがありますか?
白いハーネスを装着している時、盲導犬はお仕事中なので厳しく訓練された盲導犬は一般の人に対して吠えることはまずありません。
盲導犬訓練士には、よくこんな素朴な質問が寄せられます。
「盲導犬はなんで吠えないのですか?」
盲導犬はそもそもおとなしい気質の犬を両親に持つ子が多いので、遺伝と言ってしまえばそうかもしれません。
とてもおとなしくて頭がいいのですが、必要ない時にムダに吠えないだけで全く吠えないわけではありません。
盲導犬と言っても犬としての本能は持ち合わせておりますので、緊急の場合やとっさのときは吠える場合もあります。
訓練を重ねて、日常の少しのことでは吠えないようにしつけてあるのです。
それでは、盲導犬はどういった時に吠えるのでしょうか?
・留守番をしていて家に家族が帰ってきて嬉しい時
・しっぽをふんずけられるなどとっさにびっくりした時
こういった感情が激しく動く時や、とっさのときに思わず声としてでてしまうのが吠えるということになります。
とはいってもめったに吠えることのない盲導犬です。
もし外で盲導犬が吠えているのを目撃したら大切なパートナーになにか突然の事件が起こった可能性も大いに考えられます。
非常事態を周りの人に知らせているのです。
ぜひ吠えている盲導犬がいた場合は、助けを差し伸べてくださると助かります。
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