本当なら自分ですべて舐めてきれいにできるので、人間の手は必要ないかもしれません。
でも、ときどき目やにがついていたり耳垢が気になったりすることもありますよね。
口の周りにフードがついたままなんてこともあったりします。
特に長毛の猫はこびりつきをそのままにしてしまうと、皮膚炎の原因になってしまうこともあります。
いつでも清潔を保つために、飼い主さんが気になるときにちょちょいとお手入れしてあげてください。
頑固な汚れは無理に落とさずに、何回かに分けてゆっくりふやかして落とすようにしましょう。
猫に顔をふかれるのは嫌だと思わせないことがポイントです。
口元のちょい拭き方法
用意するもの
コットン、タオル、ノミ取りコーム
①タオルを濡らします
ぬるま湯にタオルをつけて絞りましょう。冷たい水より、温かいお湯の方が猫は嫌がらない傾向にあります。
あまりタオルをカチカチに絞らずに、ゆるめで大丈夫です。
②口元を拭きます
頭をつかんであごを上に向けましょう。毛の流れに沿って汚れをふき取りましょう。
③ノミ取りコームでとかします
毛の流れに沿ってとかしましょう。コームは皮膚に対して垂直に入れて倒し、そっとなでるように動かしましょう。
ポイント
コームの先端が猫の目に入るととても危険です。絶対にコームの先を目に向けないように注意しましょう。
もし猫が嫌がって暴れたら、無理して押さえつけることはしません。