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犬の白内障って何が原因なの?食事で治るって本当?

あなたは愛犬の目に違和感を感じたことはありませんか?
今まで気にならなかったのに、年を取ってきたら今までと違うなと感じることがあるかもしれません。

人間と同じで年を取った犬でよく見かけるのが白内障です。もしかしたらその変化は白内障かもしれません。
年を取ってしまったから病気になるのはあたりまえ?
いいえ、そんなことはありません。

年をとっても健康で何一つ病気をしていない犬もいます。
私たち人間にできることは、犬が健康に長生きできるような環境を整えることです。
今日は犬の白内障について詳しくお話していきたいと思います。

犬の白内障の原因


現在のところ白内障の正確な原因は究明されていないのですが、水晶体の細胞間を結合する力が弱まることから原因と考えられています。
犬は遺伝的に白内障になりやすいと言われています。

犬も人間と同じで年齢を重ねると、水晶体に関連する機能が低くなってしまうことで眼球の白濁が進行すると考えられています。
多くの調査から食事の内容により発症時期と進行に違いがあることがわかってきています。

私たちにできる愛犬のための白内障の予防方法があるのでぜひ試してみてください。

毎日の食事で白内障を防げ!

犬の健康に大変重要な役割を果たす食事。毎日の食事は楽しみの一つでもあります。その食事で白内障を防ぐことができるとしたら、今日から実行するに越したことはありませんね。

肉食を中心とした食事とドライドッグフードを中心とした食事では、白内障の発症時期に違いがあることがわかっています。肉食でも骨や内臓を多く与えていた犬では白内障を発症しているケースが、明らかに少ないというデータがあります。

特に、動物系より魚系を多く食べていたいた犬の方が白内障の発症が少ないという結果が出ています。私たちが愛犬の白内障を予防するためには魚を中心とした食事を与えることが望ましいのです。

犬の目の水晶体の組織はコラーゲンが主で、そのほか水溶性のたんぱく質などで構成されています。年齢と共に合成できなくなるコラーゲンが加齢とともに足りなくなってくるのは人間も同じですね。コラーゲンを多く含む食事をとることで抵抗することができると考えられています。

もし白内障を発症してしまったら…

食事や健康にいくら気を付けていても、白内障になってしまうことがあります。遺伝的な要素も主な原因です。
もしも白内障を発症してしまった場合、次のような二つの選択肢があります。

食事による改善


ドライドッグフード(カリカリ)を中心とした食事を長い間とってきた犬は、消化器系の機能が低下している場合が多く見られます。ドライドッグフードは犬にとって必要な栄養素を多く含んでいますが、年齢とともに足りない栄養が出てくることがあります。その場合は肉食には少量ずつ変える必要があります。

コラーゲンをたくさん接種するのがポイントだということが挙げられていますが、肉食のうちコラーゲンを多く含むのは皮や内臓や軟骨などです。特にレバーは代謝を促進させるビタミンB6を多く含んでいます。

さらに酸化還元物質であるビタミンB2やビタミンEを多く含むのがイワシなどの魚です。活性酸素の増加を抑制してくれるので白内障の進行を抑えてくれることが期待できます。

白内障の進行が進んでしまっている場合は、コラーゲンとビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンEをサプリメントとして与えてみてください。特に消化器系の弱い犬には吸収率の良い高機能コラーゲンがおすすめです。

完治までいかなくとも、改善させる効果は実験でも明らかになっています。改善できれば生活するうえであまり支障が出るということはないでしょうから、まず食事の改善から始めることが一番です。

栄養の面以外の白内障になってしまう可能性として、外傷性であったり糖尿病の合併症であったり、アトピー性皮膚炎の合併症などがあります。
外傷性以外は食事や運動で予防することができますので犬が5歳を過ぎたら生活改善をお勧めします。

外科的対処法

食事療法や対処療法で改善が見られなかったり、生活するのに不便になってしまったら外科的に対処することになります。
手術は一般的で他の合併症などがなければ比較的簡単に終わります。

かかりつけの獣医師などに相談してみてください。
白内障の手術を受けて元気に元の生活を取り戻している犬はたくさんいます。ひどくならないうちにケアしてあげてください。


いかがでしたでしょうか?毎日顔を見ていると少しの変化に気が付くことができると思います。
犬の顔を覗き込んで、いつもと違ったところがないか観察してみましょう。

愛犬の健康は飼い主さんが一番の管理者です。ワンちゃんもきっとあなたを信頼していますよ。


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