一匹一匹に個性があって当たり前で、同じ子はいないのです。
だからこそかわいいし、特別な存在なのですね。
でも時には、怖がりすぎて飼い主さんにとっては困ってしまう状況になることもありますよね。そんなときのために、怖がりの犬のためのしつけについてお話ししたいと思います。
怖がりの犬はストレスを感じやすい!?
様々な性格の犬ですが、特別怖がりの性格の子が中にはいます。散歩をしている楽しい時間なはずなのに、バイクの音にびっくりしたり子供が苦手だったり、突然の雷におびえたりします。
犬そんな時、体制を低くして腰が引けている状態になって動かなくなったり、飼い主さんに飛びついてきたり、所構わず吠えまくったり、おびえて震えていたり、最悪の場合には誰彼かまわずパニックなってかみついたりする場合もありますよね。
そういった犬の性格に困っている飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
個性といえば個性なのですが、怖いものが多すぎたりおびえることではないのに怯えてしまったりすると犬に余計なストレスがかかってしまうのです。
ですから、なるべく何でもない生活のなかの一シーンであればこれは「困ったことではない」ということを犬にに教えてあげなくてはいけません。
犬が怖がっている時にすべきこと
日常の様々なシーンでのストレスを解消してあげるために、犬が怖がっているときは次のことをしてあげるといいと思います。(1)怖がり始めたらそっと寄り添う
もしも、犬がそういうおびえて困った行動をとった時はあわてず騒がずにそっとその子の右側に寄り添って抱きしめてあげてください。犬は飼い主さんのことを信頼していますし、愛しています。
信頼できる人がそっと抱きしめて不安から守ってくれるというのは犬との信頼関係を深めることにもつながりますし、犬自体が飼い主さんがおびえていないことを知るとこれは怖いことではないのだということを理解するきっかけになります。
(2)冷静に落ち着いた声で話しかける
決して怒ったり、大きな声を出すのではなくただ犬が震えていたり怒って興奮状態になっているのが収まるまでじっとそばに座って寄り添い抱きしめてあげるのです。
力が入っていた体が、しばらくするとふと解放された時にはじめて「こわくないよ」と言葉をかけてあげてください。
目を見て、教えてあげるイメージです。
犬はあなたを信頼して、こういった抱きしめるという行動を続けることによって次第に落ち着いていろんなことに対処できるようになっていくでしょう。
まとめ
人間の子供も、母親や父親に守られているという信頼と安心から自分の本領を発揮できるというのはよく知られていますよね。犬も同じなのです。あなたのかわいい子供である犬を不安なことから守り、たしなめ、怖くないということをしっかりと教えてあげてください。
きっと怖いものが少なくなって、ストレスから解放されて毎日をもっと楽しく過ごせるようになると思います。