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無駄吠えのしつけ!犬が吠えるのをやめない時にするべきこと

多くの飼い主さんが困っている犬の無駄吠え。
犬としては無駄に吠えているつもりはないのですが、飼い主さんにとっては吠えてほしくないときもあるもの。
いったいどうしたら無駄吠えをやめさせることができるのでしょうか?
対策方法をご紹介してきたいと思います。

多くの飼い主さんが悩む犬の無駄吠えとは?

犬の躾で多く相談が寄せられるのが、無駄吠えです。
飼い主さんが吠えてほしくない状況でも犬は状況を違うようにとらえて、吠え続けてしまうことがありますね。

本来ならば、犬は私たちに危険を知らせるために吠えるのが普通なのです。
犬はもともと群れを成して活きる動物です。
群れの仲間たちに危険が訪れていることを知らせているのです。

人間が無駄と判断している時でも、犬は必至で大切な飼い主に「危険だぞ!」と知らせているかもしれないのです。
ですから吠えるのをやめさせるのは本当に必要な時だけにすべきだといわれています。

危険を知らせてくれているのに、罰を与えるような無駄吠え防止のグッズを使っても効果はあまり得ることができません。

無駄吠えグッズを使わなくてもなくす方法とは?

犬が吠えるのはいわば本能。飼い主さんを守るための防衛本能です。
無駄吠え防止グッズは人間の都合のいいように犬をコントロールするためのグッズに過ぎません。
では、無駄吠えグッズを使わずに無駄吠えをなくす方法をご紹介します。

効果的に無駄吠えをやめさせる方法

(1)無駄吠えが始まったら犬の隣に座る
まず、興奮して吠えているワンちゃんの隣に座ります。
そして首輪を左手でつかんで固定したら、右手で口を優しく上下に掴んで「静かに」と低い声で言います。

怒鳴ったり、怒ったりしないでください。
犬は飼い主が怒ったり興奮すると、「これはやはり危険な状態だ!」と判断して余計に騒ぎだすことがあるからです。

(2)犬への指示は冷静に低い声で出す
犬に指示を出すときは落ち着いた低い声で命令します。
口を抑える行為は群れで行動している犬たちのボスが子犬や若い犬たちに教えるときにする行動と同じです。

犬は森で危険な状況にあった時、あえて息をひそめて敵から逃れたりします。
その場合に子犬や若い犬が状況がわからず興奮して吠えてしまいそうなとき、ボス犬が歯を立てずに口をガバッと甘噛みして低く唸るのです。
今は黙るときだ。と教えるのです。

この方法でたくさんの犬がそれ以降吠えるのを防ぐことができます。
これに慣れてくると、そのうち「静かに」という声の指示だけでいうことを聞くようになるのです。

まとめ

犬が危険を感じた時に吠えてしまうことは当たり前のことなのです。私たち人間が身を守るために犬と生活をし始めた時から、そういう役目を犬に求めて交配を進めてきたのです。

ですから本当に必要な時だけこの技を使うようにして、あとは鳥を見つけたり知らない人を見て吠えたりしてもむやみに命令を出したり、叱ったりしないようにしてください。