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ガーン!僕たちどうなっちゃうの?盲導犬訓練犬が不適合と判断されたら?

選ばれて訓練を受けたとしても盲導犬として、目の不自由な方のパートナーとなれるのはたくさんの試験を突破したエリートの中のエリートの犬だけです。

訓練を受けられるのは盲導犬になるべくして生まれてきた犬なのですが、もしも盲導犬には適さないと何度かの試験で不合格となってしまった場合はその後一体どうなるのでしょうか?
必要ないからと言って寂しい思いをしていないか心配なさる方もいらっしゃると思います。
ですが、大丈夫です。

もしも、試験で不合格になってしまったとしても盲導犬としては活躍できなくなってしまいますが、キャリアチェンジと言ってその犬その犬の性格や特徴にあった環境を選んであげるのです。

一般のみなさんに盲導犬への興味を持ってもらうための活動でデモンストレーションを見せたりする仕事や、体の不自由な方のパートナーとなって生活の介助をする介助犬になったり、キャリアチェンジ犬飼育ボランティアというボランティアさんのお家で普通のペットとして暮らしたりすることもあります。


盲導犬に向かなかった犬の特徴

・体のどこかに問題がある
・訓練を受けたが性格が盲導犬に向いていないと判断された
・性格が臆病すぎてしまう



訓練によって克服できる犬もいれば、どうしても克服できない子もいます。

盲導犬といえど、犬一頭一頭に個性があるのは私たち人間と同じですね。
そういうことを考えると、とっても身近に感じてしまいます。

盲導犬として働くことのなかったキャリアチェンジ犬に興味がある方は飼育ボランティアとして登録することもできます。