猫と一緒に暮らしていると頻繁に耳にする、のどをゴロゴロと鳴らす音。
機嫌がいい時や甘えているとき、気持ちがいい時など猫が気分良くしているときによく聞くことができると言われています。
こののどをゴロゴロと鳴らす仕組みはまだ正確には解明されていません。
気管と横隔膜を振動させて鳴らしているのではないか?という説や、声帯を震わせているのではないか?という説が多く言われています。
猫全員がのどを絶対に鳴らすかというと、そうではありません。
全く鳴らすことがない猫もいますし、とっても小さい音でしか鳴らさない猫もいます。
また、違う部屋にいるのに聞こえるくらい大きな音の猫もいます。
一人一人違う猫の個性ととらえることができるでしょう。
猫は、生まれてから3日くらいたつとのどを鳴らすことができるようになります。
母猫は仔猫におっぱいをあげる時に安心させるためにのどを鳴らしながらあげます。まだ目が見えない仔猫にとって、おっぱいの匂いと母猫の匂いそして母猫ののどを鳴らす音を頼りに安心感を得るのです。
一般的には機嫌のいい時に猫はのどを鳴らすので、人間側からしてものどを鳴らしてくれると単純に嬉しくなりますよね。
受け取りやすい猫の行為です。
ですが、実は猫は病気をしたり怪我をして体に異変があるときや怖いと感じた時にも自分をリラックスさせるためにのどを鳴らすことがあるのです。
自分を鼓舞するためにのどを鳴らすというのです。
道端で野良猫にあって、ふと手を伸ばすとゴロゴロとのどを鳴らして返事をしてくれる時がありますね。見知らぬ猫ちゃんでもコミュニケーションをとれたようで嬉しくなります。
みなさんの猫は、いったいどんな個性を持ったのどの鳴らし方をしますか?
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