盲導犬はどうやってパートナーを誘導しているのでしょうか?
犬は色を識別することが難しいので、信号の赤と青を判断することができません。
ですから、実は盲導犬が誘導しているようで本当は目の不自由な方自信が車の走る音や周りの歩く人の音などで信号を判断して盲導犬に「渡れ」や「とまれ」という指示を出しているのです。
もしも街で横断歩道を渡る盲導犬を連れた方を見かけたら、「青ですよ」「赤になりますよ」などと一言かけていただけるととても安心して横断することができます。
そしてもし、道に迷ったりして困っているところに遭遇したらぜひ「どうしましたか?」「お手伝いしましょうか?」と声をかけてくださるととてもうれしいです。
目の不自由な方は目的地までのイメージを頼りに歩いていることがあります。
通いなれた道であっても工事中で回り道をしなければいけない時など、突発的なトラブルは避けて通れないものです。
盲導犬は道案内はできません。障害物をよけることや歩くこと自体のフォローをしているだけなのです。
ですからぜひ周りにいるみなさんに積極的に声をかけていただけると非常に助かる場合が多いです。
誘導してくださる場合は、盲導犬を引いている手と逆の開いている手の方に立ち肩をつかんでもらうか腕を取ってもらってください。
温かい親切ほど心にしみることはありません。
その際には「止まります」「歩きます」「階段です」などの声掛けをしていただけるととても歩きやすいです。
たくさんのお願いをして大変恐縮ですが、皆さんにぜひ正しい知識を身に着けてほしいのです。
いろんな方が盲導犬や目の不自由な方に対して何かできることはないかと思ってくださるだけでもとても嬉しいです。
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