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犬は悲しいと涙を流すの?犬の涙の秘密に迫る

犬が「なく」というとクンクンと「鳴く」ほうを想像しますが、そうではありません。
あなたは犬が涙を流して泣いているのを見たことがありますか?

涙を流すのは本当に悲しくて泣いているのでしょうか?
犬には人間と同じ悲しいときや寂しいときに涙を流すという習性ががあるのでしょうか?

今日は犬の涙について迫っていきたいと思います。

犬は涙を流すの?

犬の目から涙が出ているのを見たことがある人は意外と多いと思います。
何か悲しいことがあったの?と驚きますよね。

でも、実は犬が涙を流しているのは悲しいからではありません。
犬には悲しいという感情がないと考えられているからです。

ではなぜ涙を流すのでしょうか?
それは目にゴミが入っているからです!というと、なんだか味も素っ気もありませんね。
でも事実、犬の目には目を保護するために涙腺がありゴミが入るとそれを取り除くために涙を出すのです。

犬には悲しいという感情はないと考えられていると言いましたが、寂しいと感じる気持ちは持っています。
クンクンと寂しそうに鳴いているのを聞いたことがあるのではないでしょうか?

寂しいと感じるのは、飼い主さんと別れるときや一人ぼっちのときなどです。また、期待していたことが裏切られたときにも寂しいと感じているようです。

犬の気持ちは単純なもの

犬は家族という群れの中で生活していると、子供と一番仲が良かったりしませんか?
もちろんご飯をくれるお母さんや、散歩に連れて行ってくれるお父さんのことも大好きですが、子供を仲間と感じているのではないかということは非常に多く思います。

子供も感情が単純なので一番気が合うのかもしれませんね。
遊び相手で、ライバルで、気持ちがわかり合えるのかもしれません。
大人のように取り繕うことが少ないので、気持ちが読みやすいということもあるのかもしれません。

嬉しい時には全身で喜び、寂しい時にはクンクン鳴き、怖いときはてこでも動かない。
私たちも犬のように自分の気持ちに正直に生きることができたら素敵ですね。

犬は人間に寄り添うことができる

悲しいという感情がないとしたら、なぜ犬は人間の気持ちに寄り添うことができるのでしょうか。
人間が悲しくて泣いている時、犬がそばに寄ってきてまるで慰めてくれたという経験はありませんか?

犬は人の気持ちにとても敏感です。
今がどんな状況か察知する能力が高いのです。
そのため大好きな人が暗い顔をしていたり、具合が悪そうにしていたりするのにすぐに気が付きます。

飼い主さんとの永遠の別れを察知したときに遠吠えをしたり、クンクンと鼻を鳴らしたり、ぴったりと体を寄せたりすることは珍しくありません。
犬にとって飼い主さんとの別れほど辛いものはありません。

愛犬が寂しい思いをしないようにいつでも寄り添っていられたら、素晴らしい関係を作り上げることができますね。

いかがでしたでしょうか?
犬が涙を流していても、決して悲しいことが起こったわけではないことがわかりました。
それでもあまりに涙を流す回数が多い場合は、もしかしたら結膜炎などの目の病気かもしれません。

目の周りに涙やけができてしまうくらい涙が出ていたら要注意です。
気になるようでしたら動物病院を受診してみてください。